Rimmed Soap (縁取り石けん)

縁取り石けんRimmed Soap20180106

 

この石けんは大作で、しかも手間がかかります。


 まずチップスターのハーフサイズを7本買ってくる。円筒形の型が7つ取れます。底を抜きラップを貼り、フタを底にしてキッチンペーパーなどを敷いてチップスターの筒をセットする。

 

 続いて500mlバッチで石けんを作り、1,000mlのアクリルモールドの半分の高さの石けんを作る。濃いめの色で全体に模様が入っているのが無難。タイワンスワールにしておけば間違いない。
そしてこの縁取り用の石けんを

  • 5ミリぐらいの厚さでスライスする
  • 円筒形の型にカーブさせてセットする

この2つが難易度が高い。

まずスライスですが手持ちの大阪の大ソーパー、佃麻由美先生の石けん道具のショップ「ツクツク」で買ったカッティングボードを使います。

木製ソープカッター wooden soap cutter

コンフェッティ製作用にカッティングボードに5ミリと10ミリの切り込みが入っている。ココにワイヤーをセットすれば均一の薄さにカットできます。ただし幅8cmが限界です。(なのでチップスターのハーフサイズ)

 

次にスライス石けんを円筒形の型にカーブさせてセット。

保温ががうまくいかないとカーブさせていく途中でスライス石けんの板が割れてしまいます。
スライスで失敗・曲げている途中でスライス石けんにひびが入る・割れるで全滅させたこともあります。


日本が誇る大ソーパー、ゆりくまさんのブログに出ていた作り方では

kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp

(先生、すみません、どこのページだか探せませんでした<(_ _)>)

保温を

  • 2時間95度(オーブンで保温)
  • 4時間冷凍庫で冷やす

とのことだったので

  • 小さめの発泡スチロールの箱に熱湯を入れた精製水のボトルと作った石けんを詰め込み
  • ホットカーペットを最高温度に上げ
  • 発泡スチロール箱の周りに埴輪みたいに熱湯入り精製水ボトルを並べ
  • 毛布をこれでもかこれでもかと厚くかけ 2時間待ち
  • 続いて冷凍庫で4時間冷やしてみた。

成功しました!

出来上がった石けんの5mmスライスは、慎重に作業しないと綺麗に切れません。全部成功するとスライス石けんが7枚取れます。
続いてジワジワと1枚ずつスライスした石けんを曲げてチップスターの筒に入れていく。

 

2時間超高温・4時間冷凍はきっちり守らないとうまくいかない。


「…このくらいいいかぁ~」と高温を甘くしたり冷凍庫に入れる時間をついついオーバーしてしまったりすると失敗する。

 

 薄氷を踏む!思いで縁取り石けんのフチセットを完了し無地の石けんを作って型入れするのですが

 

ブレンダーをかけすぎて生地がボテボテになってしまい
型入れした後必死で石けんを台にバンバン打ち付けてもカットした石けんが穴だらけだったこともありました。


ハーフサイズのチップスターの筒を破き、型出し、カット。出来上がりは3個。
上下はカットロスになってしまう。7筒成功するとカットロス石けんが14個出る。。

そして丸型の石けんなので乾燥・熟成に場所を食い、しかも油断すると石けんが車輪の如く動いてしまっている…。


…とエネルギーを使う事おびただしい石けんです。


でもやっぱり定期的にトライしたくなります。

 

 

 

■Rimmed Soap (380gバッジ、517ml・縁)
(1,040gバッジ・1,414ml・芯)
【作成日 2018.1.6 解禁日 2018.2.4】  

エクストラバージンオリーブ油        40%
パーム油        30%
ココナツ油       20%
グレープシード油   5%
ヒマシ油           5%

鹸化率92%水分26%
オプション カラージェル(ピンク)
竹炭パウダー
二酸化チタン
ROE
香り ライラック(FO)

4分割の仕切りを使ったスピンスワール石けん

spinswirlsoap20190102

日本が世界に誇るソーパーさんの一人、「桜新町の手作り石けん&化粧品スクールプリマドンナ」の渡邊悦子先生のスピンスワールの動画を見てアレンジして作った石けんです。


石けんの表面に流れるようなスワール模様を描く。
モールドに虹をかけるように、たぶんクリアファイルを切った仕切りを2枚入れ、間にファンネルスワールの要領で色を注いでいく。

そして仕切りを抜き、スティックを差し込んで模様付けをする。

 

スワールが型出しした長方形の石けんを表面にゆるやかに流れ、素敵ですが

「…どうせ石けん、カットしてしまうのだし、真っ直ぐでいいから同じような模様は作れないものか。」

 

で、手持ちの新潟アロマティカさんとこの4分割仕切りがあったので、一列だけファンネルスワールで色を入れ、残りは無地。

仕切りを抜いてスティック差し込んで模様を描いた。


トレース見極められれば(ま、なんだかんだ言ってもここが一番難しいのですが)初心者さんでも簡単に作れて見栄えもするデザインです。


ソーダ灰の問題もありましたね。今は温冷庫を使っているのです。
前は発泡スチロールの箱にモールドと精製水の空きボトルにお湯を入れたのを一緒に入れていたのですが、温度が下がったらお湯を取り替えなければならないし、寒い季節は発泡スチロールの箱を毛布で包んだりホットカーペットの上に置いたり、いやはや大変な騒ぎでした。


今はピッとスイッチ入れて温度見るだけだから簡単です。


ソーダ灰をつけたくないと38度・39度・40度・41度…と同じレシピで保温の温度を変えてみました。が駄目です。高温で保温しいっそのことジェル化させてもやっぱりソーダ灰は付く(涙)(レシピが悪いのかな…)

最近は諦め、表面を薄くカットしてしまいます。(水蒸気とか湯気をあてて取る方法もあります。または型入れしてから無水エタノールをスプレーで拭きかければソーダ灰は付かない。しかしアクリルモールドが一発で駄目になります。)

 

 

■4分割の仕切りを使ったスピンスワール石けん
(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.1.2 
解禁日 2018.1.31】

オリーブ油        152g(40%)
パーム油           114g(30%)
ココナツ油           76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油                  19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション インディゴパウダー
ラピスラズリパウダー
竹炭パウダー
二酸化チタン
ROE
香り アニス、レモンユーカリ

青のスワール石けん (Bramble Berry® のSwirl Quick Mix使用)

BrambleBerrySwirlQuickMixSoap20171220-2

 

アメリカの手作り石けんの材料のオンラインショップ、Bramble Berry® のSwirl Quick Mixを使って作った石けんです。

www.brambleberry.com

 

冬に届いたので油はすっかり固まっていたのでお風呂のお湯につけて油を溶かして使いました。計量の手間いらずでとっても楽。

33オンス入りです。

推奨レシピは 4.5オンスの苛性ソーダ、11オンスの水。 1オンス=28.3495g。

33 oz×28.3495g=935.5335g
4.5oz×28.3495g=127.57275g
11 oz×28.3495g=311.8445g。

オイル量は、多い順に ココナッツ油、パーム油、キャノーラ油、オリーブ油、スイートアーモンド油、ヒマシ油、ビタミンE。

構成比は ココナッツ油25%、パーム油25%、キャノーラ油25%、オリーブ油15%、スイートアーモンド油6.9%、ヒマシ油3%、ビタミンE0.1%になっている。

www.soapqueen.com

 

なので

935.5335g×25%=233.883375g
935.5335g×15%=140.330025g
935.5335g×6.9%=64.5518115g
935.5335g×3%=28.066005g

ココナッツ油234g、パーム油234g、キャノーラ油234g、オリーブ油140g、スイートアーモンド油65g、ヒマシ油28g、として 鹸化率シュミレ-ションにかけると

 

アルカリ計算機&石けんシミュレーション

 

鹸化率は 91%ですね。127.2g。

ただし、91%って半端な数字です。 オイルの種類も多いし、端数によっても変わってきそう。 ここはキリ良く90%でいきます。

つまり私仕様でいけば

 

Bramble Berry® Swirl Quick Mix (936gバッジ、1,301ml)

ココナツ油      234g(25%)
パーム油       234g(25%)
キャノーラ油     234g(25%)
オリーブ油      140g(15%)
スイートアーモンド油   65g(6.9%)
ヒマシ油        28g(3%)

精製水        312g(33%)
苛性ソーダ      127g(鹸化率 90%)

オプション ビタミンE

となります。

 

…スワールの模様がキレイに出るなら、 自分の石けんの定番レシピもマネして変えちゃおうかな、 キャノーラ油、スーパーで売ってるのでいいのかしら、 とBramble Berryのオイルのページみてみたら、

www.brambleberry.com

や、やはり…。 「Canola Oil, High Oleic」 酸化しにくい、ハイオレックです。 ダメだ。日本ではまず気軽には手に入らない。

 

スワールレシピクイックミックスは、模様付けのためトレースがやや遅いレシピ。

そしてレビューしなくてはと使ってみたところ、前回のベーシッククイックミックスよりも泡が柔らかく、使い心地がなめらかかつクリーミィ。ベーシックがさわやか体用、スワールは優しい洗い上がりの顔用、といったかんじ。溶け崩れはベーシックに軍配をあげましょう。スワールミックスは普通に、溶け崩れます。

 

 Bramble Berry® Swirl Quick Mix使用
【作成日 2017.12.20 解禁日 2018.1.18】
香りシダーウッド、ユーカリ

縦型仕切りを使ったスピンスワール石けん(Bramble Berry® Swirl Quick Mix使用)

BrambleBerrySwirlQuickMixSoap20171220

前に手作り石けんコンテストで最優秀賞を取られたことのある山形県酒田市のアロマハウス香恋さんのモールドを使っています。
縦型の4.7㎝角の正方形のモールドに5分割の仕切りがついていて(公称360mlだけど仕切りが入るから用意する生地は350mlでOK)、これをセットし生地を入れてから仕切りごとモールドを抜く。
5色の生地がモールドの下の方に流れるので、続いてスティック使って流れを作ります。


オリジナルはオーバル型のモールドに縦型の仕切りを入れ入れます。
アロマハウス香恋のオーナー、小林先生の石けんははんなり・はかなげ・ガーリィ~、な石けんです。


しかし私の石けんはの手持ちは正方形と長方形ばかり、しかも後先考えずに大量に作るため、オーバル型の石では熟成・保管に場所をくいかつ神経を使う。
そしてモールドが高い~。
オーバルとセットで10,000円。仕切りだけでも6,100円。
なので縦型仕切りのみを購入。


普通のハーフモールドに入れて使い、出来上がった石鹸は縦に3分割横2分割して合計6分割。
6つの石けん、全部模様が違います。はしっこの石鹸はベースの生地にほんの少ししか色や模様が流れなかったりするのですが、真ん中の色がいっぱい入った石鹸よりもこのほとんど白の石けんの方が垢ぬけて見える。ことにこのモールドで石けんを作って気がつきました。


ブルー・ブルーグレー・白の色合わせはお気に入りです。上品に見えます。


Bramble Berry® のSwirl Quick Mixを使っています。石けんの模様づけがクリアに映えるレシピです。

前回のベーシッククイックミックスに引き続き、今回も作った時期が寒すぎた!(いや私の腕が足りないだけなんですが)仕切りのはいってたとこ、生地の温度が下がりすぎ、白濁してしまっている。

まままたしても。せっかくはるばるアメリカから取り寄せたオイルミックスだというのに、とがっくり来てしまった。

ブランブルベリーのオイルミックスには3種類ありまして、全部1袋ずつ買いました。2回続けてて低温ゆえの失敗。さすがにこたえました(涙)

もう1袋は、もうちょっとあったかくなってから使おう。と冷凍庫に入れました。凍らせれば。たぶん。酸化も進まない。

 

 

【作成日 2017.12.20 解禁日 2018.1.18】
Bramble Berry®  Swirl Quick Mix使用
香り シダーウッド、ユーカリ 

トリコロール 石けん(Bramble Berry ® Basic Quick Mix使用)

f:id:hitomi-shock:20180225204101j:plain

 

アメリカの手作り石けんの材料のオンラインショップ、Bramble Berry® のBasic Quick Mixで作った石けんです。

冬に届いたので油はすっかり固まっていたのでお風呂のお湯につけて油を溶かして使いました。軽量の手間いらずでとっても楽。

33オンス入りです。 推奨レシピは 4.7オンスの苛性ソーダ、11オンスの水。

1オンス=28.3495g。

33 oz×28.3495g=935.5335g

4.7oz×28.3495g=133.24265g

11 oz×28.3495g=311.8445g。

レシピの組立ては 表示はオイル量の順番で

ココナッツ油、パーム油、オリーブ油、キャノーラ油、ビタミンE なんですが、

検索かけると

ココナッツ油30%、パーム油30%、オリーブ油19.9%、キャノーラ油20%、ビタミンE0.1%になっている。

www.soapqueen.com

なので

ココナッツ油30%、パーム油30%、オリーブ油20%、キャノーラ油20%として

 

935.5335g×30%=280.66005g

935.5335g×20%=187g

 

ココナツ油280g、パーム油280g、オリーブ油187g、キャノーラ油187gとして

鹸化率シュミレ-ションにかけると

手作り石けんシミュレーション結果

 

鹸化率は 95%ですね。133.6gでだいたいぴったり。

つまり私仕様でいけば

-----------------------------------------------

Bramble Berry® Basic Quick Mix (936gバッジ、1,301ml)

ココナツ油280g(30%)

パーム油280g(30%)

オリーブ油187g(20%)

キャノーラ油187g(20%)

 

精製水   312g(33%)

苛性ソーダ 133g(鹸化率 95%)

 

オプション ビタミンE

-----------------------------------------------

となります。

キャノーラ油って使ったことありませんでした。

お教室でも見かけたことありません。

キャノーラ油はリノレン酸が含まれており、保管に向かない。

使いすぎると柔らかい石けんになる。

泡立ちは悪くないが泡にコシがなく、泡切れが良い。

 

ビタミンEは酸化を防ぐため。

 

出来上がった石けんはオリーブ油が20%といつもより少ないせいか、白が引き立つ。 (オリーブ油は薄緑色)

 

出来が良くない。 温度が良くなかった。

新潟のアロマティカさんトコのアレンジ仕切りを使ったのですが アクリルモードも仕切りも、今思えば真冬に作ったから冷たすぎたのです。

温度が下がった部分が白濁してしまっています。

使うには支障ありませんが、白濁した部分はもろい石けんになっちゃうし、 第一見た目がはなはだよろしくない…。

せっかくアメリカ直輸入のオイルミックス使ったんだから、

会心!の石けんアップしたかったな。 力不足でした。修行を続けよう!

 

いつもは熟成した石けんを使いたいので 石けんつくってから2~3ヶ月は置いとくんですが 今回はレビューしたかったので解禁になってすぐ使ってみました。

固い石けんができるとありましたがその通り。

使ってる最中も、使い終わるまで石けんの溶け崩れがほぼなく、気持ちよく使い切ることができました。

素直な泡立ち、泡切れよし。洗い流した後もほどよくさっぱり。

そして作りたての石けんは香りがとてもフレッシュ。気持ちいい!

熟成熟成と言われてますが正直自己満足の世界。

一方香り立ちのフレッシュさはとてもわかりやすい。

 

オールマイティな石けん、

市販の石けんに慣れた人が違和感を感じず使える石けんだと思います。

 

 

 

【作成日 2017.12.17 解禁日 2018.1.15】

香り ラベンダー40/42、ティートリー、バレンシアオレンジ

白のお月さまの石けん (Bramble Berry ® Basic Quick Mix使用)

夜空と白いお月さまの石けんcrescent moon20171217

 

作り方は簡単。白生地に少しずつインディゴパウダーを足しながら何回かに分けて型のフチに沿って流し入れる。段々色が濃くなってきてまるで夜空のよう。最後にお月さまコンフェッティ石けんを静かに沈める。お月さまを沈める角度はけっこう重要。

デザインが印象的なのでお目に留めてくださる方も多く、何回も作っています。私にとっては定番の石けんです。

お月さまははじめは黄色で作ってましたが、白いお月さまも素敵。

ちょっと気泡が入ってしまいました。

わたし的には気泡が目立つ石けんは失敗作。しかしこのデザインの場合、気泡は夜空のお星さまと見ていただければと。

 

いつもは自分でオイルをブレンド。しかしこの石けんはオイルミックスを使用。

しかもアメリカもの。ブランブルーベリーのオイルミックス「Basic Quick Mix」。

www.brambleberry.com

 

前にアメリカ旅行に行った時にお世話になった方が帰国される時に持って来ていただきました。

 説明書きによれば、

「しっかり固くて溶け崩れしにくい石けんで、泡立ちは素直で泡切れがよく、ビタミンEの防腐作用で長持ちします。」

ココナツ油とパーム油がたぶん、私のレシピよりは多く入っている。

そして石けんの色が白いんですよね。自分で、日本に出回っているオリーブオイルをメインにした石けんだとどうしても石鹸の色はベージュになります。

それとオイルの計量がないのはやっぱり楽チンです。

 

母に前に作ったこの石けんをあげたら玄関に飾ってました。
インディゴって色あせするんですね。
写真は作ってから間を置かずに撮りますが、長いこと光のあたるところに置いたからでしょうか。この石けんで白いところは藍が滲んで茜色っぽくなり、インディゴもかなり色が薄くなり、赤っぽい…。

 

 

■夜空と白いお月さまの石けん【作成日 2017.12.17 解禁日 2018.1.15】
Basic Quick Mix( Bramble Berry ® )(ココナッツ油、パーム油、オリーブ油、キャノーラ油、ビタミンE)
 苛性ソーダ 100g、精製水 192g
香り ラベンダー40/42、ティートリー、バレンシアオレンジ

ローズマリーのコンフェッティ入り石けん

ローズマリーのコンフェッティ入り石けんrosemary confetti in soap

前回、ローズマリーのハンガースワールの石けんを作った時に残った生地を型入れしてコンフェッティにして沈めた石けんです。

慎重に、見栄えがするように型に並べて石けん生地を注いだつもりだったんですけど、この石けん、現物、5.5cm×4cm×2cmくらい。コンフェはせいぜい2・3cmくらいで、小さいから、結構、動くんですよね~。

完全自家製ローズマリーパウダーなので(ローズマリーを乾燥させてバーミックスで細かくしてフルイにかけた)売ってるローズマリーパウダーみたいに抹茶状のパウダーにならず、大小とりどり!なので、普通に色材つかったコンフェッティよりもニュアンスは出るだろう。濃いローズマリーと薄いローズマリー色♪

そしてナチュラル素材で石けんに模様つけると、私の個人的な感覚では、どうしても見た目が地味である。流れを見せる模様にするよりも、この石けんみたいにコントラストはっきりさせてシャープな印象狙った方が映えるような。

いつもは必ず入れる二酸化チタン(白の効かせ色。使うと使わないでは模様の仕上がりの見た目が大違い)もぐっと我慢して入れなかった。でも、やっぱり地味だわ。

そしていろんな模様の自分の石けんを並べて、人さまにご披露したりすると、実際に手に取るのは、ローズマリーだったり、柿渋だったり、紫根だったりの色目を押さえたシンプルな石けんに人気が集まったりする。

第一、本来のローズマリーパウダー製作の目的は、自分のシャンプーバーに入れるため。言語を絶する量!?を入れるため(模様などつけない)、泡もローズマリーパウダーの色だったりします。

 

コンフェッティは作ってから1週間以内のものを使うのが望ましい。(時間がたって固くなりすぎるとカットの時にダメージがでる。)

あとは、夏に作るのがおすすめとも聞いた。型入れの時の石けんの温度と、コンフェッティの温度に差がありすぎると、コンフェッティが冷たすぎると境目が白くなってしまい、綺麗に仕上がらない。

 

 

 

 

■ローズマリーのコンフェッティ入り石けん
(380gバッジ、517ml)

【作成日 2017.11.24      
解禁日 2017.12.23】

オリーブ油        152g(40%)
パーム油           114g(30%)
ココナツ油           76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油                  19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション ローズマリーパウダー、ROE
香り The Smell of Freedom Type(FO)