水紋石けん201908

watercrest-soap20190803

 

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前に作った水紋石けんは

 

 

 

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絶対に前の方がうまくできた。

敗因は、ひとえにトレースの読み違いです。

 

 

OXO 調味料 スクィーズ ボトル 目盛り 付き 350ml 中サイズ 11219300

OXO 調味料 スクィーズ ボトル 目盛り 付き 350ml 中サイズ 11219300

 

 

生地をドレッシングボトルに入れる。色生地1、無地4~5の割合。この石けん場合はオレンジの生地ですね。

トレースが遅すぎるとボトルの中で生地がボテボテになってしまって出てこない。そしてinボトルの色生地を作るにもある程度時間がかかり、トレースは着々と進み、生地は固くなっていく。

なのでボトル発射!? の時間にいい感じのトレースに持っていくためには、色生地作り始めのときにトレースはゆるめであることが望ましい。

がために、早めに準備を始めたものの、準備完了! になってもトレースがさほど進まなかった。緩すぎるトレースでチューチューやってしまったため、水紋模様のマルがしずく型になり、かつ、水紋の大きさがはなはだしく揃わない~。夏場だから同じ保温の温度でもジェル化っぽい色に仕上がってしまっている。

オイルのレシピはいつもどおりの定番だけど、同じレシピでも作るたびにトレースの進み方が違うんです~。

香りづけの精油でも変わってきますね。

香りは、浮気せず、無難な精油だけ使えばいいのかなあ~。

ゼラニウムやラベンダー(お教室とかはマンツーマンでない限りはこのあたりの無難な香りが定番)だけ買えば、少なくてもケーススタディのストックは増えるんだけど…。

ついついいろいろ、買い込んでしまう。

 

 

■水紋石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.8.3 解禁日 2019.9.1】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション カラージェル(レッド、イエロー)ROE
 香り      ユーカリ、レモンユーカリ、ミルラ

ラベンダー&ローズマリーのシャンプーバー201908

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定番の石けんです。

手作り石けんで髪を洗っています。

欠点・デメリットとしては

  • 市販のシャンプーより泡立ちが劣り、必死になって地肌を洗わなければならない。市販のシャンプーが1回洗い、2回洗いで済むところを、3回くらい洗わないと納得できない。
  • 市販のシャンプーには多分かゆみ止めの成分が入っている。手作り石けんには入っていないので、頭がかゆくなってくるのが早い。まる3日くらいが限界かな~。旅先でホテルの備え付けのシャンプーなんか使うことがあるのですが、頭がかゆくなり始めるスピードが手作りのシャンプーバーより明らかに遅い。
  • 髪の毛がゴワゴワになる。

 

しかしこれらのデメリットをはるかに凌駕するメリットがあるのです。

 

髪の毛が傷まない!!!

 

ショートだと実感しにくいのですが、私の髪はセミロング~ロング。ヘアードネーションしようと思い立ち、2年半かかってウエストをおおうくらいまで髪を伸ばしたのです。顔回り・耳の脇の髪の毛は、市販のシャンプーを使っていたころは、肩をすぎたあたりから赤茶け、枝毛・切れ毛の巣窟だったのです。手作り石けんで髪を洗うようにしたら、毛先の状態が天と地ほどに違う。

 

くせ毛が改善した!!!

 

地肌を必死になって洗わなければならないことで、頭皮まわりの余分な汚れがとれ、毛根の形が整ったのでしょう。市販のシャンプー使っていたころは、じりじりした捻転毛がけっこうあったのですが、手作り石けんで髪を洗い、1年・2年スパンでは、絶対、髪が変わります。

 

ボソボソは、潔く市販品に頼り、トリートメントやヘアオイルだけはジプシーしながらいろいろ試しています。

 

 

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■ラベンダー&ローズマリーのシャンプーバー
【作成日 2019.8.1 解禁日 2019.8.31】

オリーブ油     369g(55%)
パーム油       67g(10%)
ココナツ油     100g(15%)
ヒマシ油      100g(15%)
グレープシード油   19g( 5%)

苛性ソーダ  85g(鹸化率90%)
精製水    235g(水分26%)

オプション ローズマリーパウダー、ROE
香り   ローズウッド   

ギャラクシー石けん201907

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 最近は2バッジとか3バッジ、まとめて石けんを作ることが多い。せっかちな私はトレースの見極めがいつも早すぎる。1バッジめでせっせと色付け、模様付けをしている間にトレースが程よく進み、そして残った生地を小さい型に入れて作るリクレイム石けん

 

 

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もできるだけ一発で決めた方が、絶対納得の模様の石けんになるんですよね。

一目瞭然。

 

色生地は模様付けする場合、足りないのは絶対にNG。生地を足すのに1からオイル測って苛性ソーダ水作って、なんてやっている間にトレースは着々と進んでしまう。

 

念には念を入れて、多めに用意したは良かった。

3バッジいっぺんに作って、残った生地が、明らかに多い、多すぎる。もう1バッジ分ある! と焦りまくり、急遽小さいサイズの横長のモールド

 

 

に生地を流し込み、ギャラクシー石けんに仕上げました。

 

昔々、ソーパーさんは牛乳パックで石けんつくっていたんですよね。

ピシっと石けんの形が決まるので、専用のモールドが市場に出回るようになり、出来上がり牛乳パック1本分の大きさのモールドが多かったのですが、いっぺんに7・8コできてしまい、自分で使うには大きすぎる、とハーフモールド、500mlサイズのものが出てきて、形もバリエーションもずいぶん増えた。

 

ハーフサイズのブラウニー型のモールドは、まだ買ってないんだよな~。買おうかな…。でも、もう、モールドは山ほどある。悩みどころです。

 

 

 

 

■ギャラクシー石けん201907(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.7.20 解禁日 2019.8.18】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション ピンククレイ、ラピスラズリパウダー
    竹炭パウダー、二酸化チタン
    クランベリーシード、ROE
 香り   アニス、パルマローザ、ローズマリー

申の字型の仕切りのデザイン石けん201907

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 リトライをくりかえして、なんとかアップできるレベルになったぞ。

 

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失敗すれば

 

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もしくは

 

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に形を変えるだけです。

 

もしくは、夏は目に見えて石けんが固まるのが遅くなるので(ココナツ油なんか冬はカッチカチで包丁で苦労して割って測る、夏はサラダ油状態でサラサラの液体、パーム油も冬は超固、夏はマッシュポテトくらい、猛暑日は液体になる。もっとも住んでる地域によって状態は変わって来て、はるばる遠くのお教室に出かけて行くと、行った先のココナツ油やパーム油の固さが家のオイルとずいぶん違うなあ…は季節の変わり目にはよくある話)成型しやすい。

真ん丸コンフェなんか作って水玉石けんになんかしちゃうのもカワイイ気がします。

ただし単色でコンフェを丸めるのは特に問題ありませんが、この石けんみたいに色が混ざっているのをコンフェに丸めると、理屈で行けばマーブルコンフェになりそうなものの、マーブルと一口に言っても千差万別、なんとなくぼやぼや~っとしたマーブルコンフェになってしまう。

私はどっちかというと生地の流れのはっきり見えるキッパリしたマーブルの方が好みなので、「…気に喰わない…」とか思いながら出来上がった石けんの切り口を眺めていたりする。

 

白のカラーを使った石けん、だと

 

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などが定番ですが、ゴーストは温度管理と運に左右されてしまうんだな~。

私の場合…。

 

■申の字型の仕切りのデザイン石けん(480gバッジ、653ml) 
【作成日 2019.7.20 解禁日 2019.8.18】

 オリーブ油     192g(40%)
 パーム油      144g(30%)
 ココナツ油      96g(20%)
 グレープシード油   24g( 5%)
 ヒマシ油       24g( 5%)

 苛性ソーダ  65g(鹸化率92%)
 精製水    125g(水分26%)

 オプション     二酸化チタン、ROE
 香り アニス、パルマローザ、ローズマリー

ピンククレイのイチョウ模様の石けん

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 新潟アロマティカ さんのトコの縦型モールド対応、イチョウ型のデザイン仕切りをつかいます。

aromatica-labo.jp

 

このデザイン仕切りも、ずいぶん前に買ったから、もう何回も使ったけど、探してみたらこのブログだと、このデザインの石けん、初めてなんですね。

正方形のモールドを使うのと、長方形のモールドを使うのとでは、微妙に印象が違ってくるし、

また、対角線上にイチョウモールド置いてますが、並べて上に大きなイチョウ形、下に小さなイチョウ型を置いてもいい。

米ぬかを使ってみて、色が淡く、なんとなくぼんやりな模様になってしまい、イマイチの出来だ、とかぶつぶつ心中おだやかでなかったりする。

モールドを使う前に、モールドの下を手で押さえて水を入れ、計量カップに水を移して容量を測る。

大・小あわせて150ccでした。

なのでこのバッジはおおむね600ml、150mlを取り分け、苛性ソーダを入れる前のあわせたオイルをちょっと取って、

 

 ピンククレイを大さじ1杯くらいとり

 

 カップの底をすりすりこするかんじで混ぜていくとだんだん混ざっていく。

混ぜ方が甘いと出来上がりがダマになる。

ただしクレイは美容素材。わざとダマを残してワイルドな模様を狙うこともできる。

ナトゥリアルさんのピンククレイと、国際クレイセラピーさんのピンククレイ、名前は同じでも色味がちがう。

オイルのもともとの色もあるし、

ピンククレイと一口に言っても、色味は千差万別。

 

 

■ピンククレイのイチョウ模様の石けん石けん(440gバッジ、598ml) 
【作成日 2019.7.20 解禁日 2019.8.18】

オリーブ油     176g(40%)
パーム油      132g(30%)
ココナツ油      88g(20%)
グレープシード油    22g(5%)
ヒマシ油        22g(5%)

苛性ソーダ 59g(鹸化率92%)
精製水   114g(水分26%)

オプション       ピンククレイ、ROE
 香り    アニス、パルマローザ、ローズマリー

青の9色石けん

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過去の作品は

 

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2回作ってましたね。

成功率は3分の2といったところ。

トレースをしっかり出せば成功率は上がる。クレイとか米ぬかとか、天然素材のオプションを使うと仕切りを抜くとき色と色の境目がたわみやすい。

そしてモールドいっぱいに生地を入れても、仕切りを抜くと仕切り分と仕切り分にくっついた石けん生地分、残った生地はがっくりと減ってしまい、切り分けると一番下は色生地が滲みやすいのでまず使えず、一番上は仕切りを抜く時に生地がポタポタ落ちたりしてこれまた使えず。

苦労する割には出来上がりの石けんはせいぜい4~5コと、割にあわない!? んだな~。

 

ただし、昨今、家の粉石けん

 

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の在庫が心細くなっており、作っても水分飛ばすのに一週間程度かかることから、早め早めに手を打たなければならず、カットロスの大きい石けんはこの場合、まことに望ましかったりする。

使えない石けんの切れ端がたくさん出た~。と喜ぶようになってしまった。

カサを増やすために、コスト重視でキャノーラ100%の石けんなども作ってしまいました。

デザイン仕切りは洗わずにとっておいて、1カ月待つと石けんとして使えるので、3~4コまとめてバケツの水に入れ、洗濯機に投入していたのですが、最近はモールド1コを洗いおけに入れ、台所用洗剤として使うという新たなる使用法がひらめいた。

モールド1コで、ちょうといい感じのヌルヌル感(=グリセリン)が出るので、重宝しています。1コずつ使えば、後片付けも楽だし、モールドにくっついた石けんの溶け具合もチェックしやすい。もっと早く気が付けばよかった。

 

 

■青の9色石けん(440gバッジ、598ml) 
【作成日 2019.7.20 解禁日 2019.8.18】

オリーブ油     176g(40%)
パーム油      132g(30%)
ココナツ油      88g(20%)
グレープシード油    22g(5%)
ヒマシ油        22g(5%)

苛性ソーダ 59g(鹸化率92%)
精製水   114g(水分26%)

オプション ラピスラズリパウダー、竹炭パウダー
      二酸化チタン、クランベリーシード、ROE
 香り    アニス、パルマローザ、ローズマリー

 

赤のスピンスワール石けん

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前回は4分割の仕切りを使い、ピンククレイでスピンスワール石けんを作ったのですが、わたし的には、模様が大きく出すぎたのが気に食わなかった。

 

もう少しコンパクトに模様を入れたい、と同じ作り方でリトライしました。

 

赤は天然素材では出せない色なので、顔料を使うしかない。

そして色のところは赤・グレイ・白のファンネルスワールにしていて、前回よりもトレースが固かったせいか、色があまり混ざらず、この石けんは横カットなので、同じバッジなのに下または端の石けんは赤があまり入っておらず(向かって右)、赤ばかりになってしまった石けんもある(向かって左)。

最初から赤と白だけで作るべきだったかしら。それとも、1バッジであまりにも色目の違う石けんが多種類出来たからナイス! と思うべきなのか。

 

 

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 が私の中ではベストだったんだけどな~。

 

赤を使った石けんだと

 

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このあたりが好きです。

 

一歩間違うと

 

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強い色はよく言えば海外っぽく、わたし的にはコントラストが強すぎて好みではないのですが…。

 

石けんの写真の撮り方もあるかもしれない。

いちおう、撮った写真は色目を調整し、できる範囲で撮影のときにチェックしきれなかった石けんの粉だとかガタガタになったカットラインを見苦しくない程度にまで整えて出しています。

実物は画像より一段くすんだ色合い。

オリーブ油ではなく、つばき油かハイオレひまわり油を使えばいいのはわかってるのですけど。

でも、私、石けんの先生でもなんでもないし。

どうしても石けんを白くしたい時には、二酸化チタン入れちゃえばいいんだし。

 

 

■赤のスピンスワール石けん(500gバッジ、680ml)
【作成日 2019.7.13 解禁日 2019.8.11】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション カラージェル(レッド)、竹炭パウダー、二酸化チタン、ROE
 香り ユーカリ、ティートリー、シダーウッド