マルセイユ石けん202201

marseille-soap20220129

いつもは石けん作った次の週の週末に写真を撮るのですが、この石けんは作ってから2~3週間は乾燥させている。石けんの表面・肌の質感が今までの石けんとちょっと違う。

ヘリが額ブチみたいに白い。

苛性ソーダと水を混ぜ、オイルを合わせるまえに温冷庫をスイッチオンして、型入れの時になんとかモールドにあたるぶぶんの石けんを冷やすまいと工夫したつもりだったのですが、季節は真冬。冷えてしまったのでしょう。使い心地に差はないし、使う分には別に支障はない。

(ただし白濁した部分は真ん中の不透明部分よりは硬さが劣り、もろいかも)

 

今回、マルセイユ石けんは部分洗い用の洗濯石けん用。

いつもは鹸化率は92%に決めているんですが、襟や袖口の脂性の汚れ落とし用にしたい。90%に落とし、より親油性を高め、汚れの落としやすさを狙う。

(洗濯用の手作り石けんを作る時のもう一つのやり方としては、洗浄力の高いココナツ油を多めに使うレシピもある)

 

マルセイユ石けんはフランスはルイ14世仕込みの伝統の石けん。オリーブ油を72%も使っている。

一方、私のスタンダードレシピや手作り石けん界!? のオイルレシピも、オリーブ油は40~50%であることが多い。

5%10%くらいだと、正直違いはわかりにくいのですが、20%以上となると、違いは火をみるより明らか、如実に違う。

マルセイユ石けんをお風呂場に置いておくと、石けんのヌルつき、ベタつきは、他の自作の石けんと段違い。ぬめりも泡立ちも洗い上がりも、実はかなりクセがある。

正直、もっとオリーブ油、少なめの方が一般受けしそう。市販の石けんやボディソープを使い慣れてきた我々にとってはなじみ深いですね。

それでも「マルセイユ石けん」のブランド力は絶大。

「私の手作り石けん」より「マルセイユ石けんのレシピで作った石けん」の方が絶対人目は引きやすい。

 

 

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■マルセイユ石けん202201(500gバッジ、680ml)

【作成日 2022.1.29 解禁日 2022.2.27】

オリーブ油 360g(72%)
パーム油  50g(10%)
ココナツ油  90g(18%)
苛性ソーダ

 65g(鹸化率90%)

精製水 130g(水分26%)
オプション ROE

リクレイム石けん202112

reclaim-soap20211231

 

いつものリクレイム石けんは、使い残しの生地をその時の気分でとにかく型に入れていくけれど、今回は一見色も少ないし、マーブルやスワールを入れていないから、シンプル。

でも自信作・意欲作の石けんができたわ。ヒョウタンからコマ。またもや新しいリクレイム石けんのメソッドを編み出してしまったわ、と自画自賛、自己満足に浸ってしまう。

第1回:ハーフモールドのへりから3色の生地を入れ、モールドを傾けて1日待つ。

第2回:いったん石けんを型から出し、斜めの部分を下にして再びセット。次の色も注いでから精一杯ななめに傾けて温冷庫へ。

第3回:普通にモールドいっぱいになるまで生地を入れる。

 

2度手間をかけなくても、トレースを固め固めに作り、モールドの生地を盛り上げてお山にして別色の生地を注ぎ込む、のがいままでのスタンダードな私の作り方。

山形に整えるというのは石けん生地の場合、けっこう手間かかるけど、このやり方だとストレートの斜めラインがパキっと入る。

青のラインと青の上の三角の模様は、1発でモールドの中で作るのは不可能なので、応用して別の模様にできないか、考えなくては。

 

横カットで簡単に作れるアートな石けんといえば、私にとっては

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できあがりがすっきりしていて垢抜けている。

一方、作り方があまりにもシンプルなので、正直作ってて手ごたえないんですよね~。

リクレイムは使える生地の量にも左右されますね。模様。

 

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■リクレイム石けん202112

【作成日 2021.12.31 解禁日 2022.1.29】

オリーブ油 40%
パーム油 30%
ココナツ油 20%
グレープシード油  5%
ヒマシ油  5%
苛性ソーダ 鹸化率92%
精製水 水分26%
香り ゼラニウム、ラベンダー、パルマローザ、ユーカリ

ピンク・グリーン・白のなみなみ3段石けん202112

3colorseawavesoap20211231

グリーンの色付けは、実はしていない。真ん中の段のつぶつぶはローズマリーパウダー。

 

なみなみ3段石けんは、前は固めのトレースで下1/3に生地を入れ、クリアーファイルを2枚重ねにしてモールドの幅に合わせたギザギザプレートを作り、溝を作ってからドレッシングボトルで溝にチューっと生地を置く手法を使っていた。

が、出来上がりにいまひとつ納得できない。

お教室であれば、その場で模様づけを完了しなければいけないけれど、家で作っているんだし、堅くいくべきでは。と方向転換。

3日間続けて石けんを作る日に、1段ずつ作る。溝も型入れしてから1~2時間ごとに生地の固まり具合をチェックして完璧! のタイミングで確定させる。を繰り返せば、手間はかかるけど、うまくいったかいかないか、カットまで気が気でない…のストレスからは解放された。

私の場合、温冷庫で保温すると、温度の関係か使っているオイルの関係か、石けんの上下(空気のふれる部分とラップの触れる部分)が緑色になる。

今回、2段目はブラウンになるはずが、なみなみの幅が狭いのでグリーンが目に付く。

 

色付けしていないのに色がつく。

 

ゴーストスワール

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なんかと同じ。

 

確かに色の違いは見ればわかるのですが、写真で明瞭に撮れるか、模様として胸を張れるかというと、私の腕では??? だものなあ。

 

一方、色付けしない石けんをコンフェにして、同じく色付けしない生地に入れ込んでも模様はくっきり。色のトーンが同じなので上品な仕上がり。

 

 

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■ピンク・グリーン・白のなみなみ3段石けん202112(380gバッジ、517ml)

【作成日 2021.12.31 解禁日 2022.1.29】

オリーブ油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g( 5%)
ヒマシ油 19g( 5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション ピンククレイ、ローズマリーパウダー、ROE
香り ゼラニウム、ラベンダー、パルマローザ、ユーカリ

ローズマリーのシャンプーバー202112

rosemary-shampoo-bar20211231

シャンプーを手作り石けんに変えてから髪は激変。ショートだとわかりにくいかも。

市販のシャンプーを使っていたころは、髪が肩先を過ぎるあたりから、毛先が赤茶けて枝毛切れ毛が目立ってくる。

ところが無添加天然素材を使った手作り石けんで髪を洗うと、変色と毛先の傷みがピタリ止まった!!! 実感できるまで、2・3年かかりましたけどね。

2021年は3回作ったことになる。

市販のシャンプーより泡立ちが良くない。さらに私の髪はヘアードネーション用にひたすら伸ばしている最中。今の長さはバスト下を超えた。つまり量が多いかつ洗いにくい! 超超洗いにくい!

大変なんでシャンプーは週2回と決めている。必死になって地肌を洗う。3回洗う。ので、2~3㎝の厚みにカットした石けんは、わりとあっという間になくなってしまう。

12月はローズマリーの葉の収穫時期で、乾燥・粉砕のちょうど終わったタイミングで石けんを作れた。トレースの出た生地に自作のローズマリーパウダーを入れた時の香り立ちも、いつもよりフレッシュ!

香りづけにローズオットーなんか使ってしまった。

ほんのちょっとだけど。ほかの2つも、心浮きたつ、大好きな香りです。

 

 

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■ローズマリーのシャンプーバー202112(700gバッジ、952ml)

【作成日 2021.12.31 解禁日 2022.1.29】

オリーブ油 385g(55%)
パーム油 70g(10%)
ココナツ油 105g(15%)
グレープシード油 35g(5%)
ヒマシ油 105g(15%)
苛性ソーダ 90g(鹸化率90%)
精製水 182g(水分26%)
オプション ローズマリーパウダー、ROE
香り ホワイトティー&ジンジャー(FO)イランイラン、
ローズオットー

リクレイムのスピンスワール石けん

spinswirl-soap20211230

使い残しの生地を駆使して!? 作るリクレイム石けん。縦型モールドに入れて縦2つ割りにするのが定番なのですが、今回は生地の量がわりと多め。さらにトレースもボテボテまで進んでいない。

急遽浅型ハーフモールドを出してスピンスワールにしてみた。

最初からスピンスワールを作るときは色にコントラストをつけてスワール模様をはっきりさせる。があるものを使ったため、淡い色使い。さらに量がぎりぎりなので、いつもはソーダ灰を取るために表面をカットして写真撮るんですが、今回はそのまま。モールドのへりの形や面取りの跡まで見える石けんになっています。

全体に緑がかっている。オリーブオイルの色。モールドの上と下に緑色の層のできる石けんになった。

温度の関係だと思うんですけど。石けん作りはじめのころは、出た覚えないなあ。2~3年前からかな。

季節に関係なくグランデーションが出る。

使うオリーブオイルは使うメーカーは決めていない。切らすと探して底値の安いところで業務用の大容量のを買う。

ちょっと気をつけて、メモっておこうかしら。メーカーごとの違い。

 

 

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■リクレイムのスピンスワール石けん

【作成日 2021.12.30 解禁日 2022.1.28】

オリーブ油 140%
パーム油 30%
ココナツ油 20%
グレープシード油  5%
ヒマシ油  5%
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
香り ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ

ピンクとグリーンのタイワンスワール石けん

taiwanswirl-soap20211230

 

5分割の仕切りで作ったタイワンスワール石けん。色違いでしょっちゅう作っている。

最初はシングルカラーで作り、手持ちの4分割・5分割の仕切りでツインカラーにすることを覚え、7分割仕切りではさすがに作ったことはないかな。(仕切りに色を入れていくだけて10~20分かかってしまい、手間がかかるので)

仕切りを使わなくても、モールドに線状に色生地を落としていくことでも作れます。多色づかい。

すると線状に生地を落としていこうとすると、ボトッと点を落としてしまう。スワール模様描けば、まあ、流れてリカバリーはできるから仕上がりにはあんまり響かないんですけど、無用のストレスかかっちゃうんで、私は仕切りを使う派です。

仕切りを抜いてからスティックを横に行ったり来たり往復し、最後に長く、縦に2往復させるだけ。

日本のモールドだと2往復くらいが限界かなあ、と。外国だともともとロットが巨大なので、3往復の石けんも取れるかもしれない。

スティックといいながら割りばしを使っている。もっと細い、例えば千枚通しなんか使えば3往復、イケるかしら。

 

 

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■ピンクとグリーンのタイワンスワール石けん(500gバッジ、680ml)

【作成日 2021.12.30 解禁日 2022.1.28】

オリーブ油 200g(40%)
パーム油 150g(30%)
ココナツ油 100g(20%)
グレープシード油 25g( 5%)
ヒマシ油 25g( 5%)
苛性ソーダ 67g(鹸化率92%)
精製水 130g(水分26%)
オプション

ピンククレイ、ラピスラズリパウダー

酸化鉄黄、二酸化チタン、ROE

香り ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ

グリーンベースのハンガースワール石けん

hangerswirl-soap2021230

 

トレースは我慢我慢で固め。色材は量を多めに多めに入れて、差し入れたハンガーも必死でぐるぐる10回くらいは回した。ダイナミックに生地の流れがわかる模様にできたぞ。

桑の葉パウダーは緑色だけれど、石けんに入れると変色して茶色になる。

パウダーの粒子が細かいから色出しも微妙にニュアンスがありますね。

今使っているメインのオリーブオイルはコストコで買った。石けんのできあがりの肌の色が前のオイルより緑っぽい。

のもこの石けんのトーンとデザインに合っているわ。

 

 

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■グリーンベースのハンガースワール石けん(380gバッジ、517ml)

【作成日 2021.12.30 解禁日 2022.1.28】

オリーブ油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g( 5%)
ヒマシ油 19g( 5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション ラピスラズリパウダー、酸化鉄黄
桑の葉パウダー、二酸化チタン、ROE
香り ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ