前記事の4色石けんは4分割の仕切りを使い、パキっと4色石けんを作った。
そしてテーマが「お気に入り有効成分4つ、オイルレシピも時代に媚びず自分の好きなもの、水分も蒸留水を自作」のこだわり素材です。
仕切りつきで石けんを作れば、仕切りを抜けば仕切りに石けん生地がついたまま。カップにももれなく生地がくっついたまま残っている。ムダにしてなるものか!仕切りに着いた生地、カップの生地を寄せ集め、いつもの小型縦型正方形モールドに入れて高さは5~6㎝となり、厚さ半分にカットした石けんです。
注目していただきたいのは、一緒に作ったストライプ石けんとの見た目の質感の違い。
水分にオプションが入っているのでオイルと蒸留水を混ぜてからトレースが出るのがとても早い。石けん生地も熱を持っていて、できあがりの石けんの肌はやや透明がかっており、ジェル化の色です。
一方、残り生地を詰め込んだリクレイム石けんの肌の色は、不透明。
温冷庫に2バッジ一緒に入っているから、条件は同じ。
一緒に、同じに作ったのに、ここまで違う。
あえて条件の違いを上げれば、100ccをモールドに入れて保温すると、1,000ccのそれよりは温度は下がるに決まっている。くらいのものです。
ジェル化させた方が石けんの泡がマイルドになると言われており、自分用の石けんはあえて高めの温度で保温し、はじめからジェル化石けんを狙うソーパーさんもいる。
真夏に石けんを作る時は、わざわざ保温箱になど入れなくてもジェル化してしまうこともある。
温度が高すぎるとパウンドケーキみたいに生地の真ん中が盛り上がってきたときもある。
使う有効成分によっては、普通の温度で保温し、24時間後温冷庫のフタを開けると、石けんがオイル+滲出エキスの中に浸っていたこともある…。
気にせず取り出し、カットし、キッチンペーパーを取り換えながら乾燥させ、普通に使いました。いいんです。自分で使うんだし…。
■リクレイムのスキンケア素材の4色石けん(米ぬか・はちみつ・酒粕・どくだみ)(740gバッジ、1,007ml)
【作成日 2021.6.3 解禁日 2021.7.2】
ラード | 40% |
オリーブ油 | 25% |
ココナツ油 | 25% |
ヒマシ油 | 10% |
苛性ソーダ | 鹸化率92% |
どくだみ蒸留水 | 水分26% |
オプション | 米ぬかパウダー、どくだみパウダー、酒粕、はちみつ、ROE |
香り | ファーニードル、レモングラス、パチュリー |