この石けん、リクレイム石けんなんですよ。
(石けんを作った時に余った生地、カップやボウルについた生地をムダにせず、型に入れていく、ランダムなレイヤー石けんができる。)
前回のリクレイム石けん
と作り方としては全く同じになります。
前回は紫の生地を先に入れて、残った生地を混ぜて一気に流し込んだ。
今回はまず少量残った柿渋と竹炭と二酸化チタンと無地を混ぜたのを入れてます。ほぼ全量使い切ったから、カップについたのを寄せ集めて、量はほんのちょっぴり。
次は白・ピンク・ブルー・シードのつぶつぶ入りの生地の、まず白をあるだけ流し入れて、残った色生地をかき集めたのをまとめて入れている。量があまりなく、流し込みの位置もやや片寄った位置なので、向かって右の色の一番深いところがやや中央からそれ、それでも生地が柔らかく、かなりの強さで入り込んでいるから、ダーッと入れている。
石けん作りの最初のころは、マーブル模様なんか作ってみて、だいたいこの石けんみたいな模様になる。ぼやぼやーっと色が混ざっているんですね。もっとしっかりトレースを出せば色と色の境目がはっきりし、流れがはっきりわかるのに。
私の手持ちのモールドで、一番小さいモールドは47mm角の縦長モールド。でリクレイム石けんを作るのはこれで2度目。
前は
といつも似た模様になってしまい、6面カット(モールドに接する面は模様がボケる)して石けんの形がゆがむのが気に食わなかったので、前回といい今回といい、この意味満足な出来だわ。
縦長のモールドなので流し込む位置がどうしても高くなり、レイヤーが平らな線にならないのが悔しいといえば悔しい。
横長のモールドの時は、いつも派手にモールドを斜めにして(新聞紙をくしゃくしゃに丸めたのを下に置いて)「ふふ、この斜め線は1回の型入れだけでは絶対に作れない模様♪」とか悦に入り、2回目は逆の斜め線になるようまた斜め入れなどを繰り返していたのですが、縦長モールドでもやってみようかしら。対角線石けん、とか。
【作成日 2018.11.18 解禁日 2018.12.17】