なんか自分の不得意分野があからさまにわかる石けんになってしまったような気がする。
3色のうち、2色(竹炭・ココアパウダー)はもう少しトレースが進んでから型入れすればマーブルがくっきりはっきり出たはずだ。
1色(ローズマリーパウダー)はDIYで庭のローズマリーを収穫・乾燥させてバーミックスで粉砕し、粉ふるいでふるったのですが、自家製では限界があるらしい。ほか2色と同じ流し方をしたのに、さっぱりマーブル模様が見えない…。
せめてローズマリーパウダーを真ん中にもってくればよかった。少しは見られる模様になったのに。
私の石けんはみなトレースがゆるい。
昔、色付けと型入れで手間取り、カップにべったり生地がつき、モールドに落とそうにも落とせないありさまになったトラウマを未だ引きずっている。
「ボウルのフチに油の層が見えなくなったら『分離しない』という意味でのトレース完了とみていい」
と昔、高名な手作り石けんの自宅マンツーマンレッスンで教えていただき、
以来、「攪拌が足りず石けんが固まらない」失敗だけはほぼ100%、なかったはず。
色づけと型入れの間にトレースは進む。を見越して、いや、怖くて
さっさと色付けをすませ、「トレース、早いんだな…」と自分でもじゅうじゅう承知しているんだけど、
つい模様付けを始めてしまう。
海外ソーパーさんの動画見てると、ミニミニサイズのハンドミキサーなんか使ってる。
色付けが終わってからさらに攪拌し、トレースを進める手があった!
と100均で小さい電動泡だて器を買ったことはあるのですが、
安い分作りが甘く、あっという間に壊れてしまい、
買いなおす気力がなくなってしまった。
ただ、この茫洋としたマーブルは、味のある模様ではある。
応用してマーブル石けんを作り
「千住博のウォーターホール石けん」を名付ければ通ってしまうと見た。
【作成日 2020.9.5 解禁日 2020.10.4】
アプリコットカーネル油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
シアバター 19g( 5%)
ヒマシ油 19g( 5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション 竹炭パウダー、ココアパウダー
ローズマリーパウダー、ROE
香り ゼラニウム、プチグレン
パチュリー、シトロネラ