木目そのものに見える!
我ながら感動してしまう。
使ったのはハーフモールドの浅型タイプ。トレースはまあまあゆるめ。無地と色材(小豆パウダー。明るめの赤茶色に仕上がる。ハーブパウダー系は石けんに使うと焦げ茶色になってしまうのでトーンを変えたい時に重宝する。デトックス作用もある天然素材なのもうれしい)を交互に流し入れていっただけです。私のオイルレシピだと、そして今、パチュリーを香りづけに使っているので、どうしても石けんの色はくすんでしまうのだけど、このデザインなら、アリだわ。
型出しし、表•上ではなく、裏•下。モールドの底。型入れの前に貼ったラップを剥がした方の面。いつもはモールドのヘリやラップに接する部分は、石けんの模様がブチる、滲むのが定番で(ついでに言うとトップはソーダ灰も定番)、模様重視の石けんのときはたいがい切り落としてしまうのですが、今回ばかりはあまりの見事な木目ぶりに思わず目が止まり、表ではなく裏をアップしてしまった。
ハーフではなく、フルモールドだったら、縦ではなく、横に木目の流れる模様になるから、またちょっと、印象変わるかもしれない。
ヒョウタンからコマの木目石けんは前にも作った!? できた! ことありまして
縦型モールドで横カットの石けんを作ろうとしてうまくいかず、縦カットしてみたら大層良くできていた…。 石けんです。
小豆パウダーはクセがなく、トレースにも響かないし、溶かし方も水•油を問わず、なんだったらトレースの出た型入れ直前の生地に直接パウダーを入れても!? よーく混ぜさえすれば使える。
柿渋エキスなんて、ちょっと多めに入れると途端に生地がモタモタしてきて焦りまくり、おまけに型入れ後の固まり方も遅く、市松石けんにして、型出ししようとしたら柿渋入りだけモールドにくっついて離れず、大失敗、大惨事!? なったこともあります。
■木目模様の石けん202102(380gバッジ、517ml)
【作成日 2021.2.13 解禁日 2021.3.14】
オリーブ油 | 152g(40%) |
パーム油 | 114g(30%) |
ココナツ油 | 76g(20%) |
グレープシード油 | 19g( 5%) |
ヒマシ油 | 19g( 5%) |
苛性ソーダ | 51g(鹸化率92%) |
精製水 | 99g(水分26%) |
オプション |
小豆パウダー、ROE |
香り | ラベンダー、ティートリー、パチュリー |