とってもきれいなスワール模様の石けんができました。
コツとしては、しっかりトレースを出すこと。ボテボテ状態になるまでトレースを進めることですね。
私も意識してボテボテ状態にトレースを進めたのではなく、香りづけにフレグランスオイルを使うのがミソ。使い残しのフレグランスオイルが少量残っていたので、ちょうどいいから使ってしまおう。と入れました。
フレグランスオイルを使って石けんを作ると、トレースが早く出ることが多い。もちろん、例外もあるので、新しいフレグランスオイルを使うときには、このフレグランスオイルはトレースを早めるのか、早めないのか、緊張しながら使い始めます。性質を見極めたあと、トレースに響かないフレグランスオイルであるならば、ゆるめのトレースに向くデザインの石けんを作るときに使い、トレースを早めるフレグランスオイルであるならば、急いで石けんを作ってしまいたい時、早めにトレースを出したい時に入れる。時々、型入れもできないほどに早くトレースが出るフレグランスオイルにあたる時がある。この場合は、酸化臭が出てきた石けんを粉石けんや台所石けん(石けんを溶かして重曹を加えて常備している)にリメイクする時、ニオイ消しに使う。トレースに関係ない石けんの時に使えば、十分使いきれます。
「The Smell of freedom type」というフレグランスオイル。景品でついてきた。アメリカの石けん材料ショップで色材買ったら、無料でもらえた。かなり重めのグリーン系の香りがします。久しぶりに使ったのでトレースが激早だっていうの、すっかり忘れていましたよ。いちおうフレグランスオイル使うんだから、念のためトレース遅らせようと柑橘系のバレンシアオレンジ使ったんですけど、全然効果なし。
型出ししてから上下の盛り上がりをカットしてしまいました。こんなにカッコいいスワール模様になるとは! 正直、驚いた。
■グリーンクレイのスワール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.10.4 解禁日 2018.11.4】
オリーブ油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油 19g(5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション グリーンクレイ、ROE
香り The Smell of freedom type(FO)
バレンシアオレンジ