せっかく手に入れた米ぬか石けん、模様の入った石けんも作ってみたい。
手元にある米ぬかは、わりと大量。そして色付け云々とは別にして、まごうことなき美容素材です。濃ければ濃いほど、米ぬかの美白・保湿が石けんに入り込むのです。
オプションは、入れすぎるのも考えものなのです。
前に酒かす石けんにトライしたことがある。
とにかく多ければ多いほどいいのだろう、と水分全量を酒かすに置き換えた。まず酒かすを火にかけ、十分にアルコールえお飛ばす。(飛ばしたつもり)
そして苛性ソーダを入れるとものすごいにおいが立ち込め(まあコレは想定内。前にお教室でりんごジュースを精製水がわりに石けん作ったこともある。コレもものすごかった)、型入れしたのはいいのですが、型出ししても、乾燥させても、異様に柔らかい。
反省して、ほどほどの量にしたら
うまくいきました。
コレも黒歴史として忘れられない。水分全量をゆずに置き換え、ゆずと苛性ソーダをブレンダーでガーっと回したら、温度上昇が急激すぎ、ブレンダーの形が大幅にゆがんでしまった。1年前失敗したのをすっかり忘れ果て、2年目も同じ失敗をした。
型入れして24時間たって温冷庫覗いたらモールドの中で石けんが泳いでいた。
(こりずにエキスは次の石けんづくりに使い、石けんは乾燥させて使い切った)
米ぬかはトラブル知らずで、良い素材でしたよ。無地の石けんと米ぬかの色合わせではどうしても色にメリハリが出ないので、二酸化チタンで白を入れました。
正確には、タイトルの「樹木模様」は画像の3個の米ぬか石けんのうち、下段向かって右の石けんだけにはなってしまいました。上段はマントラスワールっぽい。下の向かって左は…スイングスワール石けんとでもしておきましょうか。たくさん米ぬかを入れたので、多少は生地は重かったけど、模様はつけやすい。
■米ぬかの樹木模様の石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.2.24 解禁日 2019.3.25】
オリーブ油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油 19g(5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション 米ぬか、二酸化チタン、ROE
香り シダーウッド、フェンネル