ラベンダーのパルマ・クリスティ石けん(ラベンダーパウダー入り)

lavender-palmachristisoap20181013

 

前回のラベンダーマルセイユ石けんでも申し上げましたが、知り合いから生ラベンダーを大量に頂戴し、一部はラベンダーフローラルウォーターの蒸留、一部はオリーブオイルに漬け込んでインフューズドオイルを作り、一部は乾燥させてバーミックスで粉砕し、裏ごし用のザルではらってラベンダーパウダーづくり。

インフューズドオイルが大量にできてしまい、インフューズドオイルはトレースが早いのが通り相場、失敗が怖くて模様のある石けんを作る気にはなれない。

それに、苦労してつくったオイルとパウダーです。有効利用したいではありませんか。

前回のラベンダーマルセイユ石けんは、オリーブオイル多めのオイルのレシピ。トロントロンの泡としっとりした洗いあがりがウリです。

残ったオイルと出来上がったパウダーを使った石けん。何にしようとじーっと考え、実は私、まろやかな泡もいいけど、もっちりした泡も好きなのです。

とすると

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

バランスの取れた組成のオイル、実は石けんづくりに一番向いているのではとわたし的にはひそかに思っているラードをメインにつかったパルマ・クリスティ石けん! 作ろう!

 

今のアロマの世界では植物油全盛で、動物脂はあまり使われていないので遠慮していたのですが、市場に出回っているラードは精製されているし、使って動物っぽいクセなんか全然ないし、自分で使うんだから、自分が良ければそれで良し!

前のパルマ・クリスティ石けん作ったとき、使い残しのラードは冷凍しておいたので解凍し(常温で保管しては酸化が進む)、苦労して作ったラベンダーパウダーを全部入れちゃいました!

苛性ソーダ入れてぐるぐるしたら、固めのトレースが出ました。模様が全然ないのもさみしいかな、と2段のレイヤーにして、境目には茶こしで二酸化チタンを振り入れてホワイトのラインを入れた。

トップのラベンダーのドライフラワーは生のラベンダーの葉っぱをくださった方が別のビニール袋に入れて、これまた頂戴したものです。

 

大満足です!

 

■ラベンダーのパルマ・クリスティ石けん(880gバッジ、1,196ml)
【作成日 2018.10.13 解禁日 2018.11.11】
 
 オリーブ油    227g(25.8%)
 ココナツ油  227g(25.8%)
ラード              333g(37.8%)
ヒマシ油              93g(10.6%)

苛性ソーダ 119g(鹸化率92%)
精製水   226g (水分26%)     

オプション ラベンダーパウダー(葉・花)
二酸化チタン、ROE

香り ラベンダー