作り方としてはレインボー石けんなんですよ。
ただし、トレースが若干固すぎ、生地の動きが重かったこと、それとモールドのフチから色材を注ぎ込む時にカップに二酸化チタンを注ぎ口近くに線状に入れて2色がコズミックウエーブになるようにする。(注ぐ時に二酸化チタンの白の線が折りたたまれて2本になる)
また、いつもは横カットして石けんの表面を見せるのですが、今回は縦カット。目新しい模様だ。
パッと見、筆で描いたみたいな模様になったので「ストローク石けん」と名付けてみました。
いつもはリクレイム石けんを作る時に多用している方法なんですが、色材の絶対量が足りず、余った生地を全部使い切ることが目的なのがリクレイム石けんなので、最後には必ずゴムベラでボトボトと生地を落としきる作業が入る、今回はそれがないのが大きな違いになります。
もっとも、例によってYouTubeでお手本石けんを見てマネして作ってみたのですが、お手本の石けんはレインボー模様がカットした石けんの半分くらいしか入っていなかった。そして色と色の境目に無地を入れて余白を作り、この石けんだとピンク・サーモンピンク・バイオレットのウェーブが上・中・下と入った模様でした。
レインボーみたいにフチから注ぎ込むんじゃなくて、ハンガースワールを作る時みたいに、色材を落とし込む(ただしここでコズミックウェーブを入れる)スタイルにすればお手本石けんに近い模様になったのかもしれない。
この石けんも、もうちょっとゆるいトレースで作ったら、印象はかなり違っていたはず。
■ストロークスタイルの石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2021.2.14 解禁日 2021.3.15】
オリーブ油 | 152g(40%) |
パーム油 | 114g(30%) |
ココナツ油 | 76g(20%) |
グレープシード油 | 19g( 5%) |
ヒマシ油 | 19g( 5%) |
苛性ソーダ | 51g(鹸化率92%) |
精製水 | 99g(水分26%) |
オプション | カラージェル(レッド)、ウルトラマリンバイオレット、 二酸化チタン、ROE |
香り | シダーウッド、ティートリー、パチュリー |