渦巻き石けん

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 前記事の「グリーンクレイのスワール石けん」は、ボテボテのトレースで型入れしてスティックで模様をつけ、型出ししてから上下をカットしてしまいました。くっきりとスワール模様が出ていて、正直びっくり。お教室とかではスワール模様の石けんを作る時には、ゆるめ~普通・ほどほどのトレースで作業を進めましょう、トレースが進みすぎると作業がしにくいし、いくつもの色を入れていくと気泡ならぬ空気が入ったりするから、と習ったので、そして私はせっかちなのでタイミングがどうしても前のめり・せっかちになってしまう。結果、模様付けが終わり、しずしずと温冷庫にモールドを運ぶときに、石けん生地が動く・揺れる…なんてのばっかりです。ただしでも石けんが固まらなかったことはほぼありません。最低限の攪拌で乳化させ、しっかり温度管理すれば少なくても使える石けんは出来上がる。

この石けんも同じ作り方をしました。トレース出すぎの石けんだから、スティック使ったら表面の盛り上がりとスティックの跡がくっきりはっきり。

昔、海外ソーパーさんの、真ん中が山型になってる石けんを見て憧れて、せっかちだからゆるめで型入れし、お教室では24時間保温箱から出してはいけません。フタを開けて中をのぞいてはいけません、保温箱の温度が下がりますよ言われたのに、しょっちゅうフタをあけて、さあ、だんだん固まってきたかな~、とせっせとスプーンで石けん生地を中央に寄せて山に盛るのですが、しばらくたってまたフタを開けるとあんまり山が盛り上がっておらず、くりかえしがんばったのですが思うように盛り上がらなかったこともあったっけ。

ソーダ灰も少しついてしまいましたね。少し水蒸気をあててはみたのですが。あんまり強くあてすぎると、せっかくできた表面の凹凸が消えちゃうしな、とほどほどにしておきました。

 

 

■渦巻き石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.10.4 解禁日 2018.11.4】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション    ラピスラズリパウダー
ウルトラマリンバイオレット
二酸化チタン、ROE

香り The Smell of freedom type(FO)
バレンシアオレンジ