キャノーラ石けん

canola-soap20190710

 

コールドプロセス製法の石けんで購入しやすいものを集めました
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 普通にお店で売っているサラダ油

 

AJINOMOTO さらさらキャノーラ油 1350g

AJINOMOTO さらさらキャノーラ油 1350g

 

 

だけを使った石けんを作りました。

ウチの洗濯石けんは、手作り石けんをリメイクした粉石けん。

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

ところが、忙しくて石けんを作れない時期があり、在庫が心細くなってきたのです。

そして、自家製粉石けんは、つくる手間はさほどでもないのですが。乾燥させるのに時間がかかる。(暖房・冷房の時期だとエアコンの真下において最低3~4日、それ以外だと一週間。)先を見越して作りだめておかねばなりません。

急いでカサを増やして粉石けんを準備しておかねばならない事態に陥り、コスパならダントツのキャノーラ油で石けんを作りました。

大事に顔や肌に使うにははなはだ向かない…。まず酸化が早く、鹼化率を102%、完全鹼化させたはずなのに、乾燥させているとあっというまに石けんの表面が真っ茶色になる。匂いも出てくる。

さらに、粉石けんに加工するときも、キャノーラ油はダントツに扱いにくいのです。乾かしてもなんとなくベタベタ感があり、粉砕しにくく、出来上がった粉石けんもなんかベタベタする。

100%だからなので、10~30%入れる程度で加えるのであれば、実害は少ないであろう。いつものコールドプロセスの粉石けんを作るときに、キャノーラ油100%石けんをその都度1~2個足せば。

出来上がりの粉石けんの量が増え、かつベタベタ・ヌルヌル感も軽減することでしょう。

石けん液自体は、天然のグリセリンのヌルヌルが強いので、汚れを落とす力はあるし、すすぎの落ち加減も悪くはないんですけどね。

日本では、キャノーラ油は手作り石けん材料店などではとんと見かけませんが、アメリカだと、「ハイオレキャノーラ油」として取り扱いはある。

少し入れる分には、使える油なんですね。

 

 

■キャノーラ石けん(1,480gバッジ、2,014ml)
【作成日 2019.7.10 解禁日 2019.8.8】

 キャノーラ油     1480g(100%)

 苛性ソーダ  201g(鹸化率102%)
 水    385g(水分26%)