余白に無地を多めにとった石けんはすっきり仕上がる。
石けんモールドの仕切りは、ストライプ模様の石けんがテクニックいらずで作れるのがセールスポイントなんですが、一部分だけスワールの模様を入れる石けんを作るのにも使える。
↑この石けんデザインを考案した渡邊先生は
「クリアーファイルを仕切りにして模様を入れる部分にカーブを入れる」デザインを発表された。
今回の私の石けんは
「仕切りのかわりに板状のコンフェを入れ、フチの中にスワール模様を入れた」
デザインの石けんになります。
「板状のコンフェ」、しかもこの石けんのようにモールドを横断する大型はデザイン石けんを作るためにあえて作ることはなく、
「模様づけに失敗してカットすらやる気が起きない」時にしか取れない。
コンフェ(今回は「仕切り」と言ってもいい)は全く同じオイルレシピで作っても必ず模様がくっきり出る。トーンが揃うのでわたし好みです。
くすんだ赤茶色がメインカラーの模様は、ファンネルスワールの要領で色を注いでいき、最後に割りばしを差し込んでぐるぐるしただけ。
大人な模様の石けんができた。と自己満足。
■レッドクレイのスピンスワール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2022.2.13 解禁日 2022.3.14】
オリーブ油 | 152g(40%) |
パーム油 | 114g(30%) |
ココナツ油 | 76g(20%) |
グレープシード油 | 19g( 5%) |
ヒマシ油 | 19g( 5%) |
苛性ソーダ | 51g(鹸化率92%) |
精製水 | 99g(水分26%) |
オプション | レッドクレイ、ラピスラズリパウダー 酸化鉄黄、二酸化チタン、ROE |
香り | ティートリー、ローズマリー、シダーウッド |