マルセイユ石けん202201

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いつもは石けん作った次の週の週末に写真を撮るのですが、この石けんは作ってから2~3週間は乾燥させている。石けんの表面・肌の質感が今までの石けんとちょっと違う。

ヘリが額ブチみたいに白い。

苛性ソーダと水を混ぜ、オイルを合わせるまえに温冷庫をスイッチオンして、型入れの時になんとかモールドにあたるぶぶんの石けんを冷やすまいと工夫したつもりだったのですが、季節は真冬。冷えてしまったのでしょう。使い心地に差はないし、使う分には別に支障はない。

(ただし白濁した部分は真ん中の不透明部分よりは硬さが劣り、もろいかも)

 

今回、マルセイユ石けんは部分洗い用の洗濯石けん用。

いつもは鹸化率は92%に決めているんですが、襟や袖口の脂性の汚れ落とし用にしたい。90%に落とし、より親油性を高め、汚れの落としやすさを狙う。

(洗濯用の手作り石けんを作る時のもう一つのやり方としては、洗浄力の高いココナツ油を多めに使うレシピもある)

 

マルセイユ石けんはフランスはルイ14世仕込みの伝統の石けん。オリーブ油を72%も使っている。

一方、私のスタンダードレシピや手作り石けん界!? のオイルレシピも、オリーブ油は40~50%であることが多い。

5%10%くらいだと、正直違いはわかりにくいのですが、20%以上となると、違いは火をみるより明らか、如実に違う。

マルセイユ石けんをお風呂場に置いておくと、石けんのヌルつき、ベタつきは、他の自作の石けんと段違い。ぬめりも泡立ちも洗い上がりも、実はかなりクセがある。

正直、もっとオリーブ油、少なめの方が一般受けしそう。市販の石けんやボディソープを使い慣れてきた我々にとってはなじみ深いですね。

それでも「マルセイユ石けん」のブランド力は絶大。

「私の手作り石けん」より「マルセイユ石けんのレシピで作った石けん」の方が絶対人目は引きやすい。

 

 

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■マルセイユ石けん202201(500gバッジ、680ml)

【作成日 2022.1.29 解禁日 2022.2.27】

オリーブ油 360g(72%)
パーム油  50g(10%)
ココナツ油  90g(18%)
苛性ソーダ

 65g(鹸化率90%)

精製水 130g(水分26%)
オプション ROE