これが教科書!完全版!これさえ見れば安心・完璧な手づくり石けんの作り方の徹底ガイドです!

石けんつくってみませんか。

手作り石けんのブログをのぞき、作ってみたい!のあなたに贈ります。ポイントを押さえれば簡単に作れます。作り方を詳しく。

お教室に行かなくても大丈夫!顔や体の他に、シャンプー用の石けん、犬用の石けん、廃油石けん、みんな基本は同じです。

初心者さんでもこれだけ見れば完璧!の手作り石けんづくりのマニュアルです。

handmadesoap:plain

 

続きを読む

廃油石けん(粉石けん)

haiyusoap20180322

 

廃油がたまったので廃油で粉石けんを作りました。

  1. オイルの量をはかる。1230グラムでした。ほとんどキャノーラ油なので計算はカンタン。過剰油脂はいりません。鹼化率は100%ですが余裕をみて102%とし、
  2. アルカリ計算機&石けんシミュレーション  にかける。
  3. 苛性ソーダは167グラム。
  4. 水分は私はいつも26%なので320グラムなのですが、気持ち10グラム足して330グラムにしときました。
  5. 苛性ソーダ水を作り、トレース早い方がいいし、どうせあとの作業で香りが飛んでしまうんだし、と昔買ったコリアンダーの精油を小瓶1びん(10グラム)入れちゃいました。スパイス系の精油って、トレースが早く出るんですよね。(コレを知らない頃に買って、別のスパイス系使ったらトレース激早なのに恐れをなし、以後使い道もなく封も切らず、使い道がなくて困っていた)
  6. 模様はいらないので、ブレンダーを使ってさっさとトレースを出し、牛乳パックに型入れ。
  7. 次の日、牛乳パックを破って石けんをカット、さらにこまかく刻み、ヨーグルトメーカーに入れてひたひたの水を足し、65度で3時間、溶かす。この間、石けんが完全に溶け、加熱することで鹼化が進み、出来上がった石けんは4週間待つことなく、出来上がったらすぐに使える。(はじめからホットプロセスの石けんを作るテもありますが、湯煎にかけたりIHヒーターにかけたりして石けん生地に熱を加えながら1時間前後かき混ぜなければならない。溶かす手間と時間は同じなので、コールドプロセスで十分)
  8. 加熱が終わった石けん生地に塩を入れ(私のヨーグルトメーカーは1,000ml。塩は2つかみ入れます)かき混ぜると水と石けんに分離する。
  9. 水を捨て、氷水でよーく洗う。塩は氷水に溶けるが石けんは氷水に溶けずに固まる。
  10. ザルにとり、ざっと水気を取ってから新聞紙に乗せて水分を吸わせ、1日に1~2回、濡れた新聞紙を取り替え、石けんをよく混ぜる(乾くのが早くなる)。濡れているうちにある程度手でつぶしておくと後が気持ち、楽になる。
  11. 季節にもよりますが、1週間くらいで完全に乾き、新聞紙の上で塩析石けんがサラサラしてきたら、バーミックスにかけて粉砕する。
  12. 粉砕した石けんはフルイにかける。夏場なら粗目のザルで。冬場ならより目の細かい粉ふるいで。(冬場は水が冷たく、粉石けんが溶けにくくなるため)
  13. できあがった粉石けんの重さの半分程度、重曹を加える。(粉石けんは汚れは落ちるがニオイが取れないのが欠点。重曹を使えばパーフェクト!)
  14. 重曹が湿気を吸ってダマになっている時は、もう1度ザルなり粉フルイにかけてダマを取り除く。
  15. 完成!

 

手料理の好きなお母さんはいても、完全無添加、原材料から洗濯用の粉石けんを手作りするお母さんはそうそういないはずだわ。と自己満足にひたったりして。

いつも作っている模様の入っている石けんも、カットする時の切れ端やバリ、酸化して顔や体には使いたくないのとか、どうにも納得のいかない石けんを作ってしまった時は塩析で模様付けに使った成分を抜くことができるため、全部粉石けんにしてしまう。

今回の油の量でいくと、出来上がった粉石けんは1カ月もつかもたないか、微妙なところ。つまり結構いやかなり、消費量が多い。

このため、始終石けんを作っていても、いくら在庫の石けんが増えても「いざとなったら粉石けんにしちゃえばいいんだし」と気楽に構え、

つまり、いくら石けんを作っても作りすぎて持て余すことはない。

全部、使い切ります!

手作り石けん、いい趣味でしょ^^

 

(作った日:2018.3.22)

 

薄紫のレイヤー石けん

violet-layer-soap20181010

 

 コレ、リクレイム石けんです。

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

前回の

「薄紫のフラワースワール石けん」と

前々回の

「ピンクフラワースワール石けん」の余った生地を型入れしたもの。

型入れを終え、毎回念のために多めに生地は多めに作るため、カップにくっついた石けんやモールドに入りきらなかった石けん生地をその都度モールドに移し、1~2か月で使い残し生地を入れたモールドはいっぱいになるので型出しし、「リクレイム石けん」の毎回変わる色と模様を楽しんでいたのですが、惜しむらくは、模様をクリアに見るためにモールドに接する部分は全部切り落とすため、出来上がった石けんの形がどうしても歪んでくるのが気がかりでした。

小さめのモールドが欲しいな、でも売っていないし、とシリコンモールドを自作したこともある。シリコンモールドを作るための材料や道具を完璧にそろえ、丁寧に作ればまた違った仕上がりになったのかもしれませんが、あるもので間に合わせよう、との横着な性格が災いし、はなはだ使えないモールドになってしまった。

はたと思いついたのです。私の手持ちのモールドで、一番小さいモールドは47mm角の縦長モールド。このモールドに使い残しの生地を入れてリクレイム石けんをつくり、縦カットすれば良いではないか。

 

早速試したのが今回の石けん。いやあ~いいですねえ! 次はどんな模様で石けん作ろう、とモンモンと悩んでトライする模様などよりよほどあか抜けた出来上がり。

読み違えて多く作りすぎたバイオレットの生地の上にふんわりと朝焼けと夕焼けのように浮かび上がるマーブル模様。マーブル模様は、色と色の境目をくっきり出したいな、とトライして失敗する方が多いのですが、この石けんの場合、淡い色でふわーっとぼんやり混ざっているのがかえって良い結果につながっている。

これからはこの方式でリクレイム石けん、作っていこうかな。でも毎回同じ模様になっちゃうかしら。

 

■薄紫のレイヤー石けん
【作成日 2018.10.10 解禁日 2018.11.8】

オリーブ油             (40%) 
 パーム油                 (30%)
ココナツ油                           (20%)
グレープシード油                 (5%)
ヒマシ油                                  (5%)

苛性ソーダ      1g(鹸化率92%)
精製水        99g(水分26%)

オプション ウルトラマリンバイオレット
カラージェル(ピンク)
二酸化チタン、ROE

香り ティートリー、スペアミント

薄紫のフラワースワール石けん

purple-swirl-soap20181010

 

 前に作った

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

ファンネルスワール、つまり縦長のモールドの中央に色生地を落としたあと、スティックで模様付けしたものの、わたし的にはどうも模様があか抜けない。

なので今回は色入れをするとき、モールドのへりから石けん生地を注いでいって、同じくスティックで模様付けする。

スティックの動かし方も、シンプルピーコックスワールの要領、すなわちモールドの一角を終着点と決め、スティックを沈めてストレートラインを引き、抜く。スティックについた石けん生地をふき取ってから再び別の場所からスティックを差し入れ、終着点に向かってまっすぐスティックを動かす、

を変えて、

いったん抜いたスティックは抜かず、右に左にスティックを動かし、最後に対角線状にスティックを動かしたのちスティックを抜く、でできた模様がこちら。

悪くないのですが縦長のモールドなのでモールドの上の方と下の方では生地の流れ方が違ってくることと、モールドのへりから流した生地が落ちずにくっついてしまっているので、ヘリに色が残っているのがなんとなく気に入らない。

モールドの大きさは

aromatica-labo.jp

 内径57mm角なので、コレ、ちょっと小さいのかしら。スワールの模様つけるには。

模様がせせこましく、すみっこでよどんでいるように見えてしまう。

悪いところばかりあげつらっていると落ち込んでしまうので良いところも探してみます。石けんの肌がすべすべに仕上がりました。横モールドより縦モールドで作った方が石けんの肌の仕上がりは上のような気がする。

すると縦長の深さのあるモールドで表面積の大きいモールドで作り、まわりをカットしてしまえばいいのかもしれません。でも日本製ではあまり見かけませんね。小さめの立法体っぽいモールドは、持ってることは持っているけど。輸入もののシリコンモールドです。買ったはいいがろくろく使っていない。どこに行ったんだろう。探してみないと。

 

 

 

■薄紫のフラワースワール石けん(440gバッジ、598ml)
【作成日 2018.10.10 解禁日 2018.11.8】

オリーブ油                 176g(40%) 
 パーム油                   132g(30%)
ココナツ油                                             88g(20%)
グレープシード油                                   22g(5%)
ヒマシ油                                                    22g(5%)

苛性ソーダ 59g(鹸化率92%)
精製水 114g(水分26%)

オプション ウルトラマリンバイオレット
二酸化チタン、ROE

香り ティートリー、スペアミント

ピンクフラワースワール石けん

pink-flower-swirl-soap20181010

 

 新潟アロマティカさんの甲の字仕切りを使います。

aromatica-labo.jp

 …、しかし私のモールドも仕切りも、だいぶ使い込んでるなあ。

写真の仕切りのアクリルは透明でピカピカですが、私のは接着剤使っている部分は白濁しているし、長方形(レクタングル)モールドはいつも青筋立てて型出ししているので、つなぎ目白濁に加え、小さいクラックがいたる所に入っている。たしか4~5年前に買ったはずです。

今税込みで5,000円超え。たぶんほかのデザイン仕切りと一緒にまとめ買いしたはずだ。じゅうぶん、モト取れましたね。

 

  • 真ん中の「田」の部分にピンクと二酸化チタン白を市松模様になるように、
  • 外側には全部無地のアイボリー

を入れたのち、仕切りをそーっと抜き、お箸で模様を描いて、ハイ、完了!

とってもきれいにできました。ご機嫌です。

ストレートに甲の字そのままを生かす模様の石けんは、けっこう難しい。そもそもトレースが進みすぎ、仕方なく急遽スタンダードな横長モールド型入れに変更したり入れる色を間違えて焦りまくったり、クレイなんか使うと仕切りを抜くときに模様がたわむ、同じく仕切りを抜くときに部分的に色生地が潜ってしまい、泣くに泣けない気持ちになったこともしばしば。

あー、また失敗だ~、とため息つきつきカットしていた時代もありました。

いつのころだったでしょうか、

「そうだ、縦型モールドでもスティックで模様をつけられるではないか」と目覚め、以来簡単な方、簡単な方へと流れてしまった。

デザイン仕切りは抜いたあと、洗わず、1か月おいてモールドについた石けん生地を鹸化させてからお風呂の残り湯に漬けて溶かせば洗う手間は省けるし、できた石けん水は洗濯に使えるしで一石二鳥。しかし間が開いてしまうので、立て続けに同じデザイン仕切りは使えないのが欠点といえば欠点。

今、台所の高い棚に、鹸化中のデザイン仕切り、3~4コはあるはずです。

 

 

 

■ピンクフラワースワール石けん(480gバッジ、653ml)
【作成日 2018.10.10 解禁日 2018.11.8】

オリーブ油                 192g(40%) 
 パーム油                   144g(30%)
ココナツ油                                             96g(20%)
グレープシード油                                24g (5%)
ヒマシ油                                                 24g (5%)

苛性ソーダ 65g(鹸化率92%)
精製水 125g(水分26%)

オプション カラージェル(ピンク)
二酸化チタン、ROE

香り ティートリー、スペアミント

渦巻き石けん

whirlpool-soap20181004

 前記事の「グリーンクレイのスワール石けん」は、ボテボテのトレースで型入れしてスティックで模様をつけ、型出ししてから上下をカットしてしまいました。くっきりとスワール模様が出ていて、正直びっくり。お教室とかではスワール模様の石けんを作る時には、ゆるめ~普通・ほどほどのトレースで作業を進めましょう、トレースが進みすぎると作業がしにくいし、いくつもの色を入れていくと気泡ならぬ空気が入ったりするから、と習ったので、そして私はせっかちなのでタイミングがどうしても前のめり・せっかちになってしまう。結果、模様付けが終わり、しずしずと温冷庫にモールドを運ぶときに、石けん生地が動く・揺れる…なんてのばっかりです。ただしでも石けんが固まらなかったことはほぼありません。最低限の攪拌で乳化させ、しっかり温度管理すれば少なくても使える石けんは出来上がる。

この石けんも同じ作り方をしました。トレース出すぎの石けんだから、スティック使ったら表面の盛り上がりとスティックの跡がくっきりはっきり。

昔、海外ソーパーさんの、真ん中が山型になってる石けんを見て憧れて、せっかちだからゆるめで型入れし、お教室では24時間保温箱から出してはいけません。フタを開けて中をのぞいてはいけません、保温箱の温度が下がりますよ言われたのに、しょっちゅうフタをあけて、さあ、だんだん固まってきたかな~、とせっせとスプーンで石けん生地を中央に寄せて山に盛るのですが、しばらくたってまたフタを開けるとあんまり山が盛り上がっておらず、くりかえしがんばったのですが思うように盛り上がらなかったこともあったっけ。

ソーダ灰も少しついてしまいましたね。少し水蒸気をあててはみたのですが。あんまり強くあてすぎると、せっかくできた表面の凹凸が消えちゃうしな、とほどほどにしておきました。

 

 

■渦巻き石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.10.4 解禁日 2018.11.4】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション    ラピスラズリパウダー
ウルトラマリンバイオレット
二酸化チタン、ROE

香り The Smell of freedom type(FO)
バレンシアオレンジ

グリーンクレイのスワール石けん

green-clay-swirl-soap0181004

 とってもきれいなスワール模様の石けんができました。

コツとしては、しっかりトレースを出すこと。ボテボテ状態になるまでトレースを進めることですね。

私も意識してボテボテ状態にトレースを進めたのではなく、香りづけにフレグランスオイルを使うのがミソ。使い残しのフレグランスオイルが少量残っていたので、ちょうどいいから使ってしまおう。と入れました。

フレグランスオイルを使って石けんを作ると、トレースが早く出ることが多い。もちろん、例外もあるので、新しいフレグランスオイルを使うときには、このフレグランスオイルはトレースを早めるのか、早めないのか、緊張しながら使い始めます。性質を見極めたあと、トレースに響かないフレグランスオイルであるならば、ゆるめのトレースに向くデザインの石けんを作るときに使い、トレースを早めるフレグランスオイルであるならば、急いで石けんを作ってしまいたい時、早めにトレースを出したい時に入れる。時々、型入れもできないほどに早くトレースが出るフレグランスオイルにあたる時がある。この場合は、酸化臭が出てきた石けんを粉石けんや台所石けん(石けんを溶かして重曹を加えて常備している)にリメイクする時、ニオイ消しに使う。トレースに関係ない石けんの時に使えば、十分使いきれます。

「The Smell of freedom type」というフレグランスオイル。景品でついてきた。アメリカの石けん材料ショップで色材買ったら、無料でもらえた。かなり重めのグリーン系の香りがします。久しぶりに使ったのでトレースが激早だっていうの、すっかり忘れていましたよ。いちおうフレグランスオイル使うんだから、念のためトレース遅らせようと柑橘系のバレンシアオレンジ使ったんですけど、全然効果なし。

型出ししてから上下の盛り上がりをカットしてしまいました。こんなにカッコいいスワール模様になるとは! 正直、驚いた。

 

 

■グリーンクレイのスワール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.10.4 解禁日 2018.11.4】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水    99g(水分26%)

オプション グリーンクレイ、ROE
香り The Smell of freedom type(FO)
バレンシアオレンジ