木目模様の石けん

grain-design-handmadesoap20191207

 木目の模様がキレイに出ている。

作り方としては

 

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9分割の仕切りを使う。

 

 そして横カットではなく、縦カットしちゃうのです。

つまり本当のところを言えば、パキっと9分割の石けんを作るつもりでつくったのですが、トレースの加減とオプションの加減ではなはだガタガタの市松になってしまい、横カットしたのでは使えない。それならば縦カットしてみよう。

と恐る恐るソープカッターを入れたら!

模様、サマになっている! ヒョウタンからコマ~! 災い転じて福となす~。

色のブレが、縦カットすることにより木目模様になっている。

細いラインの石けんの作り方を覚え

 

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なんか作っていた。

カット方向を変えることで

 

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ラインを出すテクは、横モールドに加え、縦モールドでも使えたのだわ、と感激しています。

コールドプロセスの石けんは色が不透明なので、透ける模様を作るのは原則不可能。

透明石けんかMPソープを使うのが普通。

製法の違う石けんを一緒に使えば、出来上がったばかりのころはともかく、乾燥・熟成を重ねていくとはがれてきそうな気がする。(透明石けんは乾燥させていくと収縮率がコールドプロセスより多く、MP石けんは湿度の高い季節にはグリセリンが溶けだしてきて表面がべた付いてくる)

例外としては、色と色の境目を狙ってカットし、切り口に2つの色が出るようにして、上に乗る色がごくこく薄ければ、下の色が透けて見える。

仕切りを使った石けんの模様のブレのリカバリー石けんは

 

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また一つ、レパートリーが増えました!

 

 

コールドプロセス製法の石けんで購入しやすいものを集めました
  → コールドプロセス製法の市販・販売中の石鹸のおすすめ 一覧

 

■木目模様の石けん(440gバッジ、598ml) 
【作成日 2019.12.7 解禁日 2020.1.5】

オリーブ油     176g(40%)
パーム油      132g(30%)
ココナツ油      88g(20%)
グレープシード油    22g(5%)
ヒマシ油        22g(5%)

苛性ソーダ 59g(鹸化率92%)
精製水   114g(水分26%)

        オプション ピンククレイ、カラージェル(イエロー)
      二酸化チタン、ROE
 香り    パルマローザ、ユーカリ