前記事のタイル模様の石けんで使ったコンフェッティが残ってしまったので。タイル模様は規則正しくコンフェッティを入れていかなければいけませんが、この石けんはランダムにコンフェッティをポンポン放り込んだだけ。ただし、コンフェッティを入れるときには石けんに気泡が入りやすい。小さいコンフェッティで、ランダムな模様でよければ型入れ前にカップやボールの中でよーく混ぜればだいたい大丈夫。でもこのコンフェはけっこう大きいし。どうせなら正方形がランダムに散らばる模様にしたかったけど、入れ方が斜めだったのでしょう。生地の中にもぐりこんでしまい、正方形の角がかくれちゃっているところもある。
全然模様ないのもさみしいかな、とベースの生地にグリーンクレイを混ぜてみました。
石けん作りの最初のころに、模様のついた石けんなんか作ってみたい、とトライしやすい石けんの一つにマーブル石けんがある。
色付けした生地を型入れ前のカップにまず入れて、少々かき回してからモールドに入れてしまえばマーブル模様ができる。
悪くはないんですが、色と色の境目がいまひとつはっきりせず、ぼんやりした模様になってしまうことが多い。
はっきりしたマーブルが欲しいのであれば強い色・濃い色と薄い色を使い、色のコントラストをはっきりさせる、トレースをしっかり出して色と色が混ざり合いにくくする。型入れ前にかき混ぜすぎない。模様付きの石けんを作るとき、出来上がりの見栄えが一発でワンランク上になる二酸化チタンの白を加える、などとさまざまな工夫ができる。
…、でもあんまり納得のいくマーブル、できないんだとな~。私の場合。
この石けんは、グリーンクレイの量も少なめでもともと淡い色合いだし、ぼんやり大理石模様になることは予想できたので、いいんですけど。
「余ったもの(生地・コンフェなど)」で作る石けんって、なかなかうまくいきません~。
■グリーンクレイとコンフェッティの石けん
(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.8.12 解禁日 2018.9.9】
オリーブ油 152g(40%)
パーム油 14g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油 19g(5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション グリーンクレイ
ラピスラズリパウダー
酸化鉄黄、二酸化チタン
ROE
香り ティートリー、ラベンダー