女優さんやレビューの踊り子さんがフェザーの扇とか持っていたりするじゃないですか。をイメージして作った石けん。
縦モールドで作りました。無地・ピンククレイ・二酸化チタンを順番にモールドに流し込み、最後に箸をモールドに差し込んで動かす。
下段向かって右の石けんが箸の動きが一番わかりやすいですね。
箸やスティックで模様を描くと、モールドの上の方の模様の出方と、下の方の模様の出方が大きく違う。これ、例えばランダムにモールドのへりなり真ん中なりから色生地を注いでいき、カットしてみれば1個1個模様が違うのは当たり前といえばあたりまえ。
縦の仕切りを使い
原則、横カットしていけば同じ模様の石けんができるデザインを使っても同じこと。
縦仕切りのストライプ石けん作ったって、たとえばクレイなんか使ったりすると、仕切りを抜くときに生地がたわんだりして下と上の模様は違ってくるので、同じ石けんなど(よほど腕が確かな大先生かよいタイミングで石けんが重なるか)作りようもないので、当たり前といえば当たり前だけど。
1バッジで出来上がりの模様の違う模様にしよう、と縦カットと横カットを併用することなんかもあります。
しかしこの石けんは、そうした意図は全くなく、普通に縦モールドを使い、型出ししたあと特に工夫もせず横カットし、出てきた模様がある石けんは大きなフェザーのよう、ある石けんは一見して縦モールドで作ったハンガースワールなのか、横モールドで作ったハンガースワールなのかがわからない。(見る人が見れば一目瞭然)
そして1個1個、もう少しよくみると、フェザー模様の出ている石けんはまず対角線上にスティックを動かし、次に左に右にスワールを描く軌跡!?が見てとれるのに、別の、モールドの下の方では、モールド真ん中ではなく、かなり偏った位置でスティックが動いている。
垂直に差し込み、生地を均一に動かす。口で言うのは簡単ですが、やってみると結構難易度高いんですね。
■ピンクのフェザースワール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.9.8 解禁日 2018.10.14】
オリーブ油 152g(40%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油 19g(5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション ピンククレイ、二酸化チタン、ROE
香り アニス、フェンネル