作った石けんを薄くスライスし、くるくるっと巻いて埋め込む。石けんを巻くから「ソープカール」との名称がついている。わかりやすい。
しかし「巻く」って。難しいんですよ。
この石けん作る時なんか、緊張します~。
くるくる巻いていくうちに、スライスした石けんが裂けてしまう。となると埋め込んでも模様がキレイに出ないのではないか、と自己嫌悪のフチにたたきこまれた気持ちになり、使う気になれない。
なぜ裂けるのか。
ジェル化させると避けにくい、と聞き込み、
日本のカリスマソーパーのゆりくま先生の
・超高温で2時間保温(ゆりくまレシピだと確か95度)
・冷凍庫で4時間
で、石けんが柔らかいうちし、しかも板状にカットできるだけの固さをも併せ持つ、のタイミングで板状にスライス。
それでも裂ける時は割けてしまう。ああ、またしても自己嫌悪。
保温の加減もありますが、スライスがぶ厚すぎるから裂ける、とも考えられる。
と一人で勝手に仮説をたて、秘密兵器を試すことにしました。
ソープシェイバーを使うのです。
いつもは石けんの表面にカンナをかけるようにシープシェイバーを使い、出来上がりの石けんの見た目アップに大活躍のこのグッズ、カンナかけてでる薄ぅ~~い石けんなら、くるくる巻いても裂けないのではないか。
もちろん、作って1カ月も2カ月もたった石けんとかは無理だけど、作りたてなら~とためしてみたところ、パーフェクトとはいきませんが、まあまあ、いつもよりは成功率は高い。
型には無地だけを入れ、つくった
ヨックモックのシガールみたいな
ソープカールをちょいちょい刺して、あっという間にできてしまいます。あらかじめソープカールスライス用の石けん作ったり、削ったり、巻く手間時間かかってるから、下準備は必要ですけど。
■ソープカール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.6.10 解禁日 2018.7.9】
オリーブ油 114g(30%)
エクストラバージンオリーブ油 38g(10%)
パーム油 114g(30%)
ココナツ油 76g(20%)
グレープシード油 19g(5%)
ヒマシ油 19g(5%)
苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション ROE
香り レモンバーベナ(FO)