ソープカール石けん

soap-curl-soap20180610

作った石けんを薄くスライスし、くるくるっと巻いて埋め込む。石けんを巻くから「ソープカール」との名称がついている。わかりやすい。

しかし「巻く」って。難しいんですよ。

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

この石けん作る時なんか、緊張します~。

 

くるくる巻いていくうちに、スライスした石けんが裂けてしまう。となると埋め込んでも模様がキレイに出ないのではないか、と自己嫌悪のフチにたたきこまれた気持ちになり、使う気になれない。

なぜ裂けるのか。

ジェル化させると避けにくい、と聞き込み、

日本のカリスマソーパーのゆりくま先生の

・超高温で2時間保温(ゆりくまレシピだと確か95度)

・冷凍庫で4時間

で、石けんが柔らかいうちし、しかも板状にカットできるだけの固さをも併せ持つ、のタイミングで板状にスライス。

それでも裂ける時は割けてしまう。ああ、またしても自己嫌悪。

 

保温の加減もありますが、スライスがぶ厚すぎるから裂ける、とも考えられる。

と一人で勝手に仮説をたて、秘密兵器を試すことにしました。

 

www.brambleberry.com

 

ソープシェイバーを使うのです。

いつもは石けんの表面にカンナをかけるようにシープシェイバーを使い、出来上がりの石けんの見た目アップに大活躍のこのグッズ、カンナかけてでる薄ぅ~~い石けんなら、くるくる巻いても裂けないのではないか。

もちろん、作って1カ月も2カ月もたった石けんとかは無理だけど、作りたてなら~とためしてみたところ、パーフェクトとはいきませんが、まあまあ、いつもよりは成功率は高い。

型には無地だけを入れ、つくった

ヨックモックのシガールみたいな

ソープカールをちょいちょい刺して、あっという間にできてしまいます。あらかじめソープカールスライス用の石けん作ったり、削ったり、巻く手間時間かかってるから、下準備は必要ですけど。

 

 

■ソープカール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.6.10 解禁日 2018.7.9】

オリーブ油                 114g(30%) 
エクストラバージンオリーブ油          38g(10%)
パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション ROE
香り レモンバーベナ(FO)