ピンクとグリーンの縦型モールドのスワール石けん2

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 前記事の石けんと作り方、同じです。使った色も同じ。前の石けんは、縦型の長方形のモールド。この石けんは縦型の正方形のモールド。

市松模様のできる四分割のアレンジ仕切りは、長方形も正方形も、どちらも持っている。ならば同じ作り方をしてみよう。と同時にトライ。

できれば違う模様にしたいな、とスティックを動かしましたが、正方形のモールドはモールドの中のスティックの可動域が長方形のそれより小さい。斬新な模様とはならず、定番の、樹木模様というよりは、葉っぱが長く出て茎の長い、チューリップや水仙とかの一本立ちの花とか、細長い葉が群生して立ち上がる草花のイメージでしょうか。

2バッチ分まとめて生地を作ったので、トレースの進み具合としては大差ないはずなのですが、長方形モールドではくっきり出た色と色の境目が、この石けんではぼやけてしまっている…。個人的には、ぼやけたスワールって、あんまり好みではないのです。

 

二酸化チタンの白は、無添加や天然素材にこだわって石けんを作られている方は、あまり使わない素材。

 

 

しかし色と色の境目をはっきりさせたい私にとってはマストな素材です。

(二酸化チタンは、手作り化粧品材料としては、サンスクリーン素材の定番なので、肌への刺激とか影響とかはあんまり気にしなくてもいい。もちろん個人差もありますが。それに、石けんを使うときに体につく量なんて、しほんの少しですし)

スティックを動かすときに、二酸化チタンの白が全体に回るようによく見て慎重にやれば、もうちょっとメリハリの効いた模様になったのかも。

カットした石けん一つ一つ、同じ市松模様からの模様のはずなのに

色の配分も模様の出方が全部違うんだな~。

 

 

■ピンクとグリーンの縦型モールドのスワール石けん2
(440gバッジ、598ml)

【作成日 2019.3.23 解禁日 2019.4.21】

オリーブ油                 176g(40%) 
 パーム油                   132g(30%)
ココナツ油                                             88g(20%)
グレープシード油                                   22g(5%)
ヒマシ油                                                    22g(5%)

苛性ソーダ 59g(鹸化率92%)
精製水 114g(水分26%)

オプション ピンククレイ、グリーンクレイ
二酸化チタン、ROE

香り ティートリー、バレンシアオレンジ