天然素材で出せる赤だと、その名のとおりレッドクレイ。ただしレッドと言いながら、れんが色。
ポット・イン・ザ・スワール、すなわち型入れ前にカップの中に別色を入れてからモールドに注ぎ込む模様にあらず。各色を線状に入れて行ってから、一気にスティックを動かしてマーブルにして、仕切りを沈める。
大胆なマーブル模様は、横長のモールドではどうしてもキャンバスが小さくなってしまい、スティックづかいがちまちましちゃうので、ブラウニーモールドを使用。
ブラウニーモールドで作った石けんは、カッティングボードに収まりきらず、石けんカットがどうしてもゆがんでしまう宿命だったのですが、最近は仕切りができた。
(仕切りが出た時喜んで買ったはいいのですが、使った途端に割ってしまった。パーツごとの販売はなく、使う都度マステで補強して使い続けている)
メインのオリーブオイルも、今回、新しいのを使った。コストコで買ってきた2.7リットル2本組。
使ったことのない大容量のオイルを初めて使う。内心ドキドキ…。ハズレを引くと、トレースが速すぎたり遅すぎすると、5.4リットル、使い終わるまでに地獄を見ることになる。値段の安いオリーブオイルであるほど、アブナイ。イチかバチか。
あっという間にトレースが出て、最初は焦りまくってしまった。(エクストラバージンオイルに、ブレントしたおそらくはポマスオイルのクセかと類推)
落ち着け落ち着け、と自分に言い聞かせ、色付け、型入れ、模様付けと作業を進める。
トレース出るの早い。でも、進みが遅い。終わってみればわりとデザイン石けんに向いてるな~。色材を使わなければ、無地だと鈍く淡い黄緑色。
ホッとした~。トレースが速いっていうことは、ポマスオイルを圧搾する時の溶剤が残ってる証拠。
■レッドクレイと竹炭のマーブル石けん(500gバッジ、680ml)
【作成日 2021.11.13 解禁日 2021.12.12】
オリーブ油 | 200g(40%) |
パーム油 | 150g(30%) |
ココナツ油 | 100g(20%) |
グレープシード油 | 25g( 5%) |
ヒマシ油 | 25g( 5%) |
苛性ソーダ | 67g(鹸化率92%) |
精製水 | 130g(水分26%) |
オプション | レッドクレイ、竹炭パウダー、二酸化チタン、ROE |
香り | パルマローザ、ユーカリ、ラベンダー |