この石けんは私の定番の石けんで、1バッジつくり、手持ちのシャンプーバーを使い終わり、新しい1バッジ分の石けんを使い始める頃に作ります。この石けんを作ったのが2月4日。前に同じ石けんを作ったのが7月の8日でした。半年強で1バッジ使い切る計算。
秋の終わり、自分の庭と母の庭のローズマリーの葉っぱを収穫し、葉っぱをむしって乾燥させ、フードプロフェッサーにかけて細かくし、フルイでふるってローズマリーパウダーを作り(書くと1~2行で済んでしまいますが結構な作業量です。材料店で簡単にハーブパウダーをポチったりしますが、小さな袋に入ったもともとのハーブの量との差に改めて気づいたりする)そして色や模様のためではなく、髪のために良いとされているローズマリーをしこたま(50グラム入れました)混ぜ込み、無地1色で作る。オイルのレシピも鹼化率も、いつもの定番レシピと変え、ヒマシ油を多めに使い、いつもは92%の鹼化率は、この石けんでは90%。
さらにジェル化させて石けんの泡のグレードアップを図ろうと、保温の温度は高め。温冷庫の温度を60度に設定し、24時間たって温冷庫をあけたところ。
…油が石けんから染み出している…。初めてです。焦って石けんの教科書本をひっくり返し、調べ、…使えないことはないらしい。
切り分けて乾燥させようにも、油で石けんの表面ベタベタ。キッチンペーパーを敷いた上に石けんを置いて、キッチンペーパーを取り替え取り換え、だんだんとキッチンペーパーにつく油も少なくなり、どうやら普通に扱って支障のないレベルにまで落ち着いた。
お手製のローズマリーパウダーも、スーパーで売ってるフルイだと、材料店で売ってるハーブパウダーよりいま一つキメが荒い。石けん使うと、泡の中にや大き目のローズマリーパウダーが残っている。
今庭にドクダミとスギナがさかんに出てきているので。次はドクダミパウダーとスギナパウダー作ろうかな。
■ローズマリーのシャンプーバー
(670gバッジ、958ml)
【作成日 2018.2.4
解禁日 2018.3.5】
オリーブ油 369g(55%)
パーム油 67g(10%)
ココナツ油 100g(15%)
ヒマシ油 100g(15%)
グレープシード油 19g(5%)
苛性ソーダ 85g(鹸化率90%)
精製水 235g(水分35%)
オプション ローズマリーパウダー、ROE
香り ココシャネル(FO)