コレ、リクレイム石けんです。
前回の
「薄紫のフラワースワール石けん」と
前々回の
「ピンクフラワースワール石けん」の余った生地を型入れしたもの。
型入れを終え、毎回念のために多めに生地は多めに作るため、カップにくっついた石けんやモールドに入りきらなかった石けん生地をその都度モールドに移し、1~2か月で使い残し生地を入れたモールドはいっぱいになるので型出しし、「リクレイム石けん」の毎回変わる色と模様を楽しんでいたのですが、惜しむらくは、模様をクリアに見るためにモールドに接する部分は全部切り落とすため、出来上がった石けんの形がどうしても歪んでくるのが気がかりでした。
小さめのモールドが欲しいな、でも売っていないし、とシリコンモールドを自作したこともある。シリコンモールドを作るための材料や道具を完璧にそろえ、丁寧に作ればまた違った仕上がりになったのかもしれませんが、あるもので間に合わせよう、との横着な性格が災いし、はなはだ使えないモールドになってしまった。
はたと思いついたのです。私の手持ちのモールドで、一番小さいモールドは47mm角の縦長モールド。このモールドに使い残しの生地を入れてリクレイム石けんをつくり、縦カットすれば良いではないか。
早速試したのが今回の石けん。いやあ~いいですねえ! 次はどんな模様で石けん作ろう、とモンモンと悩んでトライする模様などよりよほどあか抜けた出来上がり。
読み違えて多く作りすぎたバイオレットの生地の上にふんわりと朝焼けと夕焼けのように浮かび上がるマーブル模様。マーブル模様は、色と色の境目をくっきり出したいな、とトライして失敗する方が多いのですが、この石けんの場合、淡い色でふわーっとぼんやり混ざっているのがかえって良い結果につながっている。
これからはこの方式でリクレイム石けん、作っていこうかな。でも毎回同じ模様になっちゃうかしら。
■薄紫のレイヤー石けん
【作成日 2018.10.10 解禁日 2018.11.8】
オリーブ油 (40%)
パーム油 (30%)
ココナツ油 (20%)
グレープシード油 (5%)
ヒマシ油 (5%)
苛性ソーダ 1g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)
オプション ウルトラマリンバイオレット
カラージェル(ピンク)
二酸化チタン、ROE
香り ティートリー、スペアミント