でも使った「まるごと1バッジの石けんを板状にスライスし、埋め込む」模様。
くるくる丸めるソープカールは丸める途中で石けんが割れてしまったりすることも多く、成功率も低いのですが、この石けんくらいの曲げ方なら、まずまずうまくできる。
スライスは、私の持っているカッティングボードには5ミリと10ミリの場所に切れ込みが入っていて、ソープカッターのワイヤーをあてると簡単にできる。(ツクツク先生の石けん道具のお店で買った。もっとも、今、先生のオンラインショップに出ているソープカッターには、切れ込みがない。なぜ!? 名作だったのに〜)
ただし作れる石けんスライス板はソープカッターの幅まで。例えば15センチ四方の正方形で厚さ5ミリの石けん板を取りたい、なんて時には
雑誌やダンボールなどで中を切り抜いた額縁状のものを作り、石けんがまだ柔らかいうちにワイヤーなりデンタルフロスなりを使ってそぎ取る形でスライスしていく。2枚重ね、3枚重ねにして、1枚抜いてスライス板を1枚、もう1枚抜いて…の要領。
スライスした石けんは無地ではなく、二酸化チタンの白でスワール描いた(模様の入り方がきにくわず急遽埋込用に方針を変えた)ので、スライス石けんは無地と白のまだら模様。
ソープカールだとまだら模様は多少残念感漂ってしまったんですが、この石けんだと、「流れるラインにすら模様が入っている」凝ってます感にパワーアップしている。私は思う。
同じ素材を使ってもデザイン次第で違うもんだなあ。
隙間にはピンクとブルーとホワイトのキューブのコンフェを入れました。
(↑ カットロス部分を使っています)
1.5センチ角くらいかなあ。
もうちょっと小さくカットしてもよかったかなあ…。
■西陣石けん(500gバッジ、680ml)
【作成日 2021.5.6 解禁日 2021.6.4】
オリーブ油 | 200g(40%) |
パーム油 | 150g(30%) |
ココナツ油 | 100g(20%) |
グレープシード油 | 25g( 5%) |
ヒマシ油 | 25g( 5%) |
苛性ソーダ | 67g(鹸化率92%) |
精製水 | 130g(水分26%) |
オプション | カラージェル(レッド)、ラピスラズリパウダー、二酸化チタン、ROE |
香り | シダーウッド、ティートリー、ゼラニウム、プチグレン、パチュリー |