白のお山石けん

white-mountain-soap20191012

 前記事が竹炭の黒、柿渋の茶色でのお山石けん。

トレースを固めに出してモールドの中でお山を作り(スプーンとかナイフとかで生地を盛り上げる)最後に生地を流し込む。

手間は同じなのだから、と無地で作ってみました。

 

色を使わずに模様を付けるやり方としては、ゴーストスワール石けん

handmadesoap.hatenablog.com

 

なんかが代表的。(高めの温度で保温して石けん生地をあえてジェル化させる。石けんの水分量を変えてジェル化させる部分とさせない部分で模様をつける)

 

同じレシピで石けんを作っても、その都度出来上がりの石けんの色は変わる。

わかりやすいのはエッセンシャルオイル。濃い色、柑橘系の香りなどを付けると、出来上がりの石けんの肌は黒ずんでくる。

温冷庫の温度を同じにしても、変わる。

作った時の温度(季節)によっても変わる。

微妙な差なので、並べて比べてみると、の程度なんですけど。

 

前の石けんはオプションが入っているので、トレースが早く進む。無地の石けんも、町さえすればトレースは進む。

なので、まず色つきの石けんを先に作り、作業時間中にトレースを進ませ、2バッジ目の石けんにとりかかる。

もうちょっとトレースを出したい、早く型入れしたいのにさっぱり石けんにトレースが出ない時の救世主の精油は、スパイス系です。

 

 お教室で教えてもらった。

(1滴くらいいれて様子を見ましょう、とのことでした)

なのでお山の部分にはシナモンを使い、精油が変われば色材使わなくても模様はですはずだ、と信じて型入れ。

測らずして盛り上げた時の生地の流れと、最後に注ぎ込んだ生地の気泡で、山模様であることはわかるぞ!

 

 

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■白のお山石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.10.12 解禁日 2019.11.10】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション 、ROE
 香り シダーウッド、シナモン、ティートリー、ユーカリラディアータ

お山石けん(柿渋・竹炭)

kakishibu-takesumi-soap20181027

 一人暮らしの息子に「出費が浮くから」と自作の石けんを使わせています。

「そろそろなくなりそうだ」との知らせを受け、張り切っちゃいました!

 

男の石けんなら、加齢臭に効くと名高い柿渋、デトックスの竹炭で決まりでしょう!

そしてオプションはガッツリ入れないと、オプションとしての効果は感じにくい。淡い色目はデザインとしては良くても、この場合は避けたがよろしい。

ガッツリオプションを入れる場合、注意しなければならないのはトレースの進み方です。混ぜた途端に生地がボテボテになり、難儀する。

竹炭は影響を受けにくいのですが、柿渋はわりとデリケートです。トレースが進みやすく、そして、固まりにくいんですよ。

さらに、柿渋・竹炭とも、買う都度状態が変わる。今回使った柿渋と、次に買った柿渋が同じはずはないのだから。

トレース急激を逆手に取るべきだ。と構想を固め、ボテボテにしてからスプーンやナイフで石けんのお山を作り、無地をかぶせてお山模様の石けんにしてしまおう。

 

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コレなんかもお山模様です。ただ、この場合はハンガーでひっぱってるんですね。鋭いラインが出る。

 

精一杯滑らかなお山のラインを出そうと頑張ってはみたのですが、ハーフモールドで作っているもので、長さが13~14センチしかない。ナイフをさしこんでもけっこうガタガタになってしまいました。

そして柿渋、濃茶の部分、切り口の色が、割れ目が入ったみたいになる。柿渋を多めに使うと、このラインは頻出。

 

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■お山石けん(柿渋・竹炭)(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.10.12 解禁日 2019.11.10】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション 柿渋、竹炭、ROE
 香り   シダーウッド、シナモン、ティートリー
ユーカリラディアータ

4色ラメのライン石けん

4colorline-soap20190907

 1日に5回、オイル合わせをして石けんを作り、間をあけて石けん生地をある程度固くしてから次の生地を型入れ、の手法!?で1日に4バッジ、石けんをつくりました。

なみなみ模様、ストレートラインのゴールド単色づかい、モールドを傾けてななめのラインのシルバーづかい、本丸で作りたかったのは、ラメを何色も使ったラインづかいの石けん。前が

 

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と、一ぺんに作ろうとしたらラインがガタガタになってしまい、悔し涙を流した!? ため、絶対失敗しないセオリー、としてひたすら時間をかけることにした。

ラメはまとめて7色手に入れたので、どうせなら7色ラインを狙いたいのはやまやまなれど。8回繰り返すのはさすがにしんどい。そして色と色の間の無地の生地があんまり薄いと、この場合ラインがブレたりしないだろうか。

そして、使う色の数と石けんの出来上がりは必ずしも比例せず、せいぜい3~4色が落としどころであることは、手作り石けん歴、早いもので7~8年間の試行錯誤で得た結論だったりする。

ハーフモールドで作ったので、必要量はざっと500ml。できるだけラインの幅を同じにするため、1回100mlを取り、生地を流し込んでラメを振りかける。しばし待ち、モールドを動かしても生地が動かなくなったら2回目を作り、そーっと流し込み、ラメふりかけ…を繰り返しました。

石けんを型入れし終わったら、ダンダンっと、モールドを台の上に何回か落として、気泡を抜き、出来上がりの石けんの上面を平にする。やりたいのはやまやまなんだけど、ラメのラインが波立ったリしたらどうしよう、との心配が先に立ち、ラインが盛り上がってしまっているところもある。

それでも、「大作しあげた感」はけっこう、あります。

 

 

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■4色ラメのライン石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.9.7 解禁日 2019.10.6】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション らめ(レッド・パープル・、ROE
 香り アニス、パルマローザ、ティートリー、ローズマリー

シルバーラインのグランデーション石けん

silverline-soap20190907

 前記事の石けんが金色のラインの入った石けんでした。

作り方は簡単ですが時間はかかります。石けん生地を5回、間をおかずに作る。1回目の型入れ後、モールドを動かしても生地が動かなくなったところで、次の生地を入れる、を繰り返す。日をおいて作ってもいいんですが、使っているうちに境目からパカっと割れることがある、と聞いたので、念のため、用心に。

金色ラインのグランデーション石けんはモールドを置いたまま石けん生地が固まるのにまかせ、横ストライプ石けんにしました。

なので、同じ模様でも面白くない、と、シルバーラインの石けんは、生地を型入れし、シルバーラメを表面に振りかけてから斜めにして固まるのを待ち、2回目の型入れ後は反対方向にモールドを傾ける。を繰り返す。

 

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使い残した石けん生地は別のモールドに入れてリクレイム石けんを作るのですが、ただのレイヤーでもおもしろくあるまい、と斜めのラインを入れることが多いので、今回の石けんの作り方も、踏襲!? している。

全く同じレシピで。同じ日に作ったというのに。1回ごとに生地の色味が微妙に違ってくる。思い当たる節といえば、香りづけのエッセンシャルオイルくらいです。いつもは何種類かの香りを混ぜて使う(複数の香りを混ぜた方が深みが出る)のですが、なにしろ1日に4回もオイル合わせからやるのです。下からアニス、パルマローザ、ティートリー、ローズマリーと単品づかい。横カットすれば自動的に4つの香りを使った石けんになるじゃん!

ゴールドをつかったストレートラインはなんとなくラインがブレてしまっている。一方、斜め傾けラインはすっきりキレイなラインになりました。かなりご満悦。

 

 

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■シルバーラインのグランデーション石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.9.7 解禁日 2019.10.6】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション シルバーラメ、ROE
 香り アニス、パルマローザ、ティートリー、ローズマリー

金色ラインのグランデーション石けん

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 アメリカ在住の方にお願いして、アメリカのショップから、7色のラメのスプレー入りを持ってきていただいたのです。

喜びいさんで作った石けんは

 

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なんてラインがガタガタなのでしょう。石けんの表面にラメをスプレーし、次の生地を入れる量とタイミングが読めず、何回も繰り返したため、ひたすらランダムになってしまった。

平に、一直線にラインを入れたい。つまり、モールドに生地を注ぎこむとき、モールドの生地が動かない程度に固まっていればいいのです。

なので、この石けんは、5回に分けて型入れしています。

多色使いよりはシンプルに、と使ったラメはゴールド1色。

そして1回目よりは2回目、2回目よりは3回目、3回目よりは4回目…、と型入れする生地の量を少なくしていきます。

1回目1/2量、2回目1/4量、3回目1/8量、4回目と5回目は1/16量(ホントは5回目はもう少し量を減らしたかったが手が滑ってしまった)が目安でしょうか。

型入れしてはゴールドラメをスプレー、だいたい1時間半~2時間程度時間をおいて次の生地が出来上がるよう、繰り返し生地を作ります。

別に5回、5日かけて作ってもいいのですが、間をおいて色を重ねると、石けんを使うときに境目がパカッと割れてしまうときがあるので、リスクはできるだけ避け、1日、間をおかずに石けんを作り続けた。

時間と手間はかかりますが、型入れそのものは、モールドにそーっと生地を落としていくだけなので、何も考えなくていい。

 

通販サイトの画像は、かなり派手なゴールドラメだったのですが、カット面に出てくるラインはとってもおとなしめの色です。いちおう、キラキラしているし。

 

体を洗う石けんに色などつけなくても、の方にも、喜ばれそうな模様です。

 

 

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■金色ラインのグランデーション石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.9.7 解禁日 2019.10.6】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション ゴールドラメ、ROE
 香り アニス、パルマローザ、ティートリー、ローズマリー

ピンクのなみなみ3段石けん201909

3colorseawavesoap20190907

 

前にも同じ石けんつくってます。

 

前回は、トレースが出るまで生地をまぜ、3つにわけ、2つはドレッシングボトルに入れる。淡いピンクと濃いピンクに色付けして、濃いピンクをモールドに入れ、クリアーファイルをギザギザにカットしたもので生地に筋をつけ、谷の部分にドレッシングボトルの淡いピンクを強めに押し出しながら入れていく。入れ終わったら平にして再び筋目、畑の畝みたいな線を入れて、再び無地をドレッシングボトルからチューチューする。

 

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しかしトレースがゆるめであったため、なみなみの模様が不均一であるのが気に食わなかった。

そしてトレースが固すぎるとドレッシングボトルの瓶から出てこないというリスクがある。

そこで今回は、生地を作って型入れし、しばらく時間をおいて石けん生地を固め、うねを作って2段目の生地を、気泡が入らないようそーっと流しこみ、再び待って生地が固くなってからうね立て、流し込み。

のやりかたで再トライ。

石けん作ったのは9月。生地の固くなるスピードは毎回違うので、時間が読みにくいため、家族が1日不在で、時間が自由になる日。

型入れしてかた30分ではうねが立たず、1時間でもまだ柔らかすぎる。1時間半~2時間くらいだと、うねを立てても生地はピっと立ったままでした。

なので、「なみなみ石けん」というよりは、「カクカク石けん」とでもいいたい仕上がりになってしまったのが反省点といえば反省点になります。

もうすこし早めに、生地が柔らかい時にうね立てをすればなみなみの角は多少はゆるんでかわいく仕上がったのかもしれない。

またはうね立てのためのクリアーファイルのカットを、直線にせず、曲線でなめらかに仕上げれば、ウェーブっぽくなるぞ。

 

 

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■ピンクのなみなみ3段石けん201909(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.9.7 解禁日 2019.10.6】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション ピンククレイ、ROE
 香り アニス、パルマローザ、ティートリー

りんご石けん?なし石けん?2&ツートンカラーの石けん

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 前記事の石けんは寒色系で青や紫。同じ作り方でピンクと黄色とオレンジのコンフェを作り、並べてみました。

ネットの掲示板にアップされていた石けんを見て、見様見真似で作っています。

モールドの長さに合わせて筒型のコンフェを作り実に、切れ目を入れて小さい板状のコンフェを埋め込んでツルにするのかな~と作り始めた。柔らかめの石けんを台の上でゴロゴロ転がしてみると、なかなか筒型にならない。

そこで真ん丸球形のコンフェを作り、板状の白もボール型の大きさにあわせてカットし、ボールに切れ目を入れて埋め込む。しっかり、すき間なく白を埋め込まないと、出来上がりの石けんに穴があいてしまう。といちおう気をつかった。

台の上にくだものが乗っている形にしたい、と下1/4くらいにあらかじめ生地を入れ、ゴールドラメをふりかけ、そーっとコンフェを置いていく。

コンフェ動かすと、台(のつもり)のラメがはがれてしまうことに気づき、焦る。

そして筒型だとどこでカットしても果物として形になるけれど、ボールコンフェのはじっこをカットしてしまうと、切り口の模様は単なる丸になってしまう。

できるだけコンフェの真ん中が切り口になるように気をつけてカット。

カットしてみたら、くだもののツルの白がもうちょっと短い方が垢抜けた気がする。そしてツルをもっと丸コンフェの中に埋め込まなくては。出来上がりの石けんに穴があいてしまう、とツルの白を一生懸命丸コンフェにうめこんだら、なんか形がいびつだなあ。いっそのこと、最初から「洋なし石けん」を狙うべきだったのかもしれない。

そして、コンフェの入らない、ツートンカラーの石けんの、我ながら垢抜けた出来。おんなじレシピなのに、色と質感、変わってくる。

 

 

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■りんご石けん?なし石けん?2&ツートンカラーの石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2019.8.31 解禁日 2019.9.29】

 オリーブ油     152g(40%)
 パーム油      114g(30%)
 ココナツ油      76g(20%)
 グレープシード油   19g( 5%)
 ヒマシ油       19g( 5%)

 苛性ソーダ  51g(鹸化率92%)
 精製水    99g(水分26%)

 オプション カラージェル(レッド・イエロー)
        二酸化チタン、ゴールドラメ、ROE
 香り パルマローザ、バレンシアオレンジ、アニス