ピンクのフェザースワール石けん

pink-eather-swirl-soap20180908

女優さんやレビューの踊り子さんがフェザーの扇とか持っていたりするじゃないですか。をイメージして作った石けん。

縦モールドで作りました。無地・ピンククレイ・二酸化チタンを順番にモールドに流し込み、最後に箸をモールドに差し込んで動かす。

下段向かって右の石けんが箸の動きが一番わかりやすいですね。

箸やスティックで模様を描くと、モールドの上の方の模様の出方と、下の方の模様の出方が大きく違う。これ、例えばランダムにモールドのへりなり真ん中なりから色生地を注いでいき、カットしてみれば1個1個模様が違うのは当たり前といえばあたりまえ。

 

縦の仕切りを使い

item.rakuten.co.jp

 

原則、横カットしていけば同じ模様の石けんができるデザインを使っても同じこと。

縦仕切りのストライプ石けん作ったって、たとえばクレイなんか使ったりすると、仕切りを抜くときに生地がたわんだりして下と上の模様は違ってくるので、同じ石けんなど(よほど腕が確かな大先生かよいタイミングで石けんが重なるか)作りようもないので、当たり前といえば当たり前だけど。

1バッジで出来上がりの模様の違う模様にしよう、と縦カットと横カットを併用することなんかもあります。

しかしこの石けんは、そうした意図は全くなく、普通に縦モールドを使い、型出ししたあと特に工夫もせず横カットし、出てきた模様がある石けんは大きなフェザーのよう、ある石けんは一見して縦モールドで作ったハンガースワールなのか、横モールドで作ったハンガースワールなのかがわからない。(見る人が見れば一目瞭然)

そして1個1個、もう少しよくみると、フェザー模様の出ている石けんはまず対角線上にスティックを動かし、次に左に右にスワールを描く軌跡!?が見てとれるのに、別の、モールドの下の方では、モールド真ん中ではなく、かなり偏った位置でスティックが動いている。

垂直に差し込み、生地を均一に動かす。口で言うのは簡単ですが、やってみると結構難易度高いんですね。

 

 

■ピンクのフェザースワール石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.9.8 解禁日 2018.10.14】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション ピンククレイ、二酸化チタン、ROE
香り アニス、フェンネル

カンディンスキー石けん(2018年8月)

kandinsky-soap20180823

 

前回作った

カンディンスキー石けん

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

埋め込んだキューブの大きさがどうにも気に食わない。

「カンディンスキー石けん」で検索を繰り返し

  • 埋め込むキューブを大きくする
  • 色の間に入るラインをより際立たせ、より直線になるように
  • パステルカラーにしてみたい

と構想を描きリトライしてみました。

ラブリーなパステルカラーにしたかったけど、どうしても一段色がくすむんだな…。

オリーブオイルメインの石けんだと、オイル自体が薄黄緑なので、クリアな色にはならない。

太白ごま油・ハイオレひまわり油・椿油をメインに使えばいいのはわかっているが、個人で石けんを作っている分際で!? 5リットル缶の缶つぶれの底値放出のオリーブ油を使っているので、封を切った油はできれば早め早めに使ってしまいたい私としては、他の油は半端に余るし、買いたくない。

 

 二酸化チタンを使えば

handmadesoap.hatenablog.com

 

白くはできるんですけどね。

色と色の境目に入るラインもできればくっきり目立つように、手持ちのキラキラ金色に光るゴールドラメを入れては見るのですが、型に入れるときはキラキラしても、カットしてしまうと落ち着いている。

材料から仕上がりの見た目のために厳選して揃えて生徒さんを待つお教室の石けんと、手持ちの材料で検索画像見て憧れて作る石けんの差が出ているなあ。

画像もキレイだし。私の写真も、最近は、撮影後一段明るさ調整してアップするようにしている。

カメラ教室にも、単発で1回だけ行ったことがある。「(撮影する)対象をどう撮りたいか常に意識してカメラを構えることが重要です。」と教えていただき、まずは意識することから始めましょう。偉い先生の作った石けん画像には、作る石けんのオリジナリティに加えて、表現方法も工夫がいっぱい。見とれてしいます。

 

 

■カンディンスキー石けん(2018年8月)
【作成日 2018.8.23 解禁日 2018.9.20】

オリーブ油            152g(40%) 
 パーム油              114g(30%)
ココナツ油                           76g(20%)
グレープシード油                 19g(5%)
ヒマシ油                                   19g(5%)

苛性ソーダ   51g(鹸化率92%)
精製水      99g(水分26%)

オプション        ピンククレイ
ラピスラズリパウダー
酸化鉄黄
ウルトラマリンバイオレット
マイカ(ゴールド)、ROE

香り      レモンユーカリ
ローズマリー
パルマローザ

マルチカラーストライプ石けん

multicolor-stripe-soap20180823

 

いつも作っている虹色石けん

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

バリエーションでオーロラ石けん

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

前回の5ミリにカットした石けんをコンフェッティとしてすき間なく並べ、糊がわりに無地の石けんを流し込めば、理屈からいけば仕切りよりも細いストライプができるはずだ。と7色の石けんを作り、カットして並べて糊がわりの生地を流し込んで作ってみました。微妙ぅ~にストライプが斜めになってしまって悲しい。一生懸命、ストライプがまっすぐになるように動かしたつもりだったのに。

手間をかけた割にはどうみても仕切りを使った石けんのほうが見た目は上です。(もっとも、7分割の仕切りを使った石けんは、仕切りと仕切りの間の幅がこれまた5ミリくらいしかなくて、間違えないように色を注ぐ、となりの色に石けん生地を落とさないように注ぐのに大変に神経を使い、計量カップなんか使った日には一発アウト、小さい紙コップを折って注ぎ口を作り、少しずつ7回型入れ、7つの小さい紙コップにまた少しずつ生地を足して再び7回型入れ、仕切りを抜いたあとはしばらくそのままにしておき、石けん生地が固まるのをひたすら待ってから温冷庫にしずしずを持っていく…とこれまた神経を使い、トータルで使う時間、かかる時間はコンフェッティマルチカラー石けんに決して引けは取らないのですが。)

型入れの時、石けん生地の温度をある程度高くしておかないと出来上がり、白濁してしまう。夏場でも石けんつくってトップにソーダ灰が出る、アレが石けん内部で起こってしまう。モールドが冷たいと石けんの3隅に白濁部分が出たりする。コンフェッティ石けんを作るとき、固形の石けんとカスタードクリーム状の型入れ石けん生地の温度の差が大きいと接する部分が白濁してしまう。コンフェッティ石けんを作るなら冬より夏。型もカット済みのコンフェッティも、温冷庫にいれてスイッチオンしてから石けんを作りはじめます。

 

 

 

■マルチカラーストライプ石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.8.23 解禁日 2018.9.20】

オリーブ油                 (40%) 
 パーム油                   (30%)
ココナツ油                                             (20%)
グレープシード油                                   (5%)
ヒマシ油                                                    (5%)

苛性ソーダ (鹸化率92%)
精製水    (水分26%)

香り レモンユーカリ、ローズマリー、パルマローザ

3色ストライプ石けん(竹炭・柿渋)

three-stripe-soap20180823

 

ソープカッター台は2台持っていて

 

オリジナル 木製ソープカッター台

オリジナル 木製ソープカッター台

 

手作り石けんの道具・材料店としては品ぞろえが最強の、日本じゅうのソーパー御用達、カフェ・ド・サボンさんのが1台。

 

もう1台は日本も神ソーパーの先生のおひとり、佃麻由美先生のお店「手作り石けんの店ツクツク」のカッター台。

ツクツクのソープカッター台の偉大なところ、カフェ・ドサボンにない機能として、カッター台の「切り込み」があります。

カッター台の底から5ミリと10ミリのところに切り込みが入っており、切り込みにソープワイヤーをかませ、石けんを滑らせると、5ミリと10ミリの厚さに、いとも簡単にカットすることができる。

石けんを作ると、カットロスが出る。保管しておくうちに酸化しちゃうときもある。

すべからく

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

粉せっけんにしてしまう。この際、石けんを細かくカットするのですが、切れ込みが入っていると作業が楽なんですよね。

 

 

handmadesoap.hatenablog.com

 縁取り石けん作るときにも大活躍。

専用の道具を自作することももちろんできるのですが手持ちの道具で間に合わせることができるのは大変に助かる。

 

ご愛用していました。

前の三角タイルの石けんで、コンフェを大量に使い、型に流し込む生地は糊程度、の石けんを作ってみたらうまくいったので

今回はツクツク製のソープカッター台で5ミリにスライスした石けんを白・茶・黒を3色すき間なく並べてみました。

上下の無地部分をカットすれば、完璧5ミリストライプ石けんです。仕切りではここまで細かくならない。

 

ただし、今見てみると

  木製ソープカッター wooden soap cutter

 …切れ込みについての説明がない。

画像を目をこらしてみてみても切れ込みはない気配。もったいない…。

使える機能なのに。

 

■3色ストライプ石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.8.23 解禁日 2018.9.20】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)

オプション 竹炭パウダー、柿渋
二酸化チタン、ROE

香り       レモンユーカリ
ローズマリー、パルマローザ

三角のタイル模様の石けん

triangle-tile-soap20180816

 イスラム寺院の華麗なタイル模様に思いをはせ、できるだけたくさんの色の三角形のココンフェを縦に入れ、つなぎに無地の石けん生地は使っていますが、ほとんど見えないまでにコンフェッティを詰め込んだ。いやあ、苦労しましたあ♪

…のわりには、イスラム寺院みたいな、お風呂のタイルみたいな整然とした並びにはならない。まずコンフェをきちんと、同じ大きさになるようにカットしなければいけないのですが、まず同じ大きさの正方形ならともかく、正方形にしてから対角線でもう1回カットすると、少しのずれがたくさん並べていくと、結果的に歪んでしまうという。ついでに言うなら、石けん本体のカットも歪んでいる↓

手作り石けんの道に目覚め、使うアテがあろうがなかろうが、毎週せっせと石けん製作に励んでいる身としては、自分なりにオリジナルな模様を作ってみたい。

 

ハンガースワール

handmadesoap.hatenablog.com

 

 

タイワンスワール

handmadesoap.hatenablog.com

 

 

マントラスワール

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ゴーストスワール

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モネ石けん

handmadesoap.hatenablog.com

 

みな先達の偉大な挑戦があった。(話が大げさすぎるのではないかと思われるかもしれませんが、こちらもテンパッて毎回いろんな模様に挑戦し続けているのです。極端な物言い、お許しください<(_ _)>)

 

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

 

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この2つなんか会心の出来です。

 

 

handmadesoap.hatenablog.com

 

コレなんかも大元、元祖は偉い先生ながら、わりと自分なりのメソッドができた。

 

もう1つ、何か、よその石けんブログで見かけないような石けんのデザインを世に出したいな~、などと大望!? を抱いてしまう私。

 

家の中は雨後のタケノコのように石けんが林立していたりします♪

 

 

 

■3角のタイル模様の石けん
【作成日 2018.8.16 解禁日 2018.9.16】

オリーブ油                 152g(40%) 
 パーム油                   114g(30%)
ココナツ油                                             76g(20%)
グレープシード油                                   19g(5%)
ヒマシ油                                                    19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水 99g(水分26%)


 香り ティートリー、ファーニードル

4色レイヤー石けん

4color-layer-soap20180816

 黒・白・茶・白・無地と順番に色を入れていっただけ。5層がきれいに直線になる出来とは程遠い。

いちおうお教室では、生地を型入れするとき、カップから注ぐときに直接ではなく、ゴムべらなどで受けて、生地を薄く幅広にひろげ、できるだけ静かに静かにそーっと、少しずつ注ぐ先生の手つきを目撃し、

「なるほど、丁寧な作業とはこのことを言うのだ」、などと内心感激していたのですが。

手つきだけは真似たつもりでしたが、固まった石けんをカットしてみれば、スイングする断面がまあ、弾むこと弾むこと;;

青で作ったら楽しかったかも。「波濤を越えて」ってかんじで。

奥の石けんなんか、黒と茶色、サーフィンの形みたいに色が1か所、上がってしまっている。できるだけ生地の近くで別の色を落としたいあまりにゴムべらを下げ過ぎ、生地がくっついてしまった。焦ってゴムべらを離したらスイングしてしまったという;;

黒・茶色・白の色づかいだけど、とってもガーリーな出来に仕上がったと思います。

そして石けんの切り口がツヤツヤなのには少なからず驚いてしまった。いつもはもう少しマットな切り口の仕上がりが多い。

竹炭パウダーは黒に淡いグレーに濃いグレーに、他の色を使うときにもほんの少し使うと色目に変化が出るし、清浄・毛穴対策に有効な天然素材だし、石けんの模様にコントラストつけるのに便利なのでご愛用の素材です。

色づけのオプションの量は、欲張りすぎずそこそこにとお狂してで習ったので、せいぜい控えめに使っていたのですが、今回はとにかく黒を濃くしよう。真っ黒にしよう、と多めに入れたのがよかったのかなかなあ。ココアパウダーも二酸化チタンも大胆にたっぷり入れてしまったし。

柿渋は、欲張って入れると一発なんですよ。トレースが超早くなるし混ぜるとまだらになるし石けんの固まりが極端に遅くなり、失敗の連続の日々をくやし涙ですごしたこともありました。

竹炭は、いけると見た! 

 

■4色レイヤー石けん(380gバッジ、517ml)
【作成日 2018.8.16 解禁日 2018.9.13】

オリーブ油            152g(40%) 
 パーム油              114g(30%)
ココナツ油                          76g(20%)
グレープシード油                19g(5%)
ヒマシ油                                19g(5%)

苛性ソーダ    51g(鹸化率92%)
精製水       99g(水分26%)

オプション 竹炭パウダー、ココアパウダー
二酸化チタン、ROE

香り    ティートリー、ファーニードル

グリーンクレイとコンフェッティの石けん

green-clay-confetti-soap20180812

前記事のタイル模様の石けんで使ったコンフェッティが残ってしまったので。タイル模様は規則正しくコンフェッティを入れていかなければいけませんが、この石けんはランダムにコンフェッティをポンポン放り込んだだけ。ただし、コンフェッティを入れるときには石けんに気泡が入りやすい。小さいコンフェッティで、ランダムな模様でよければ型入れ前にカップやボールの中でよーく混ぜればだいたい大丈夫。でもこのコンフェはけっこう大きいし。どうせなら正方形がランダムに散らばる模様にしたかったけど、入れ方が斜めだったのでしょう。生地の中にもぐりこんでしまい、正方形の角がかくれちゃっているところもある。

全然模様ないのもさみしいかな、とベースの生地にグリーンクレイを混ぜてみました。

石けん作りの最初のころに、模様のついた石けんなんか作ってみたい、とトライしやすい石けんの一つにマーブル石けんがある。

色付けした生地を型入れ前のカップにまず入れて、少々かき回してからモールドに入れてしまえばマーブル模様ができる。

悪くはないんですが、色と色の境目がいまひとつはっきりせず、ぼんやりした模様になってしまうことが多い。

はっきりしたマーブルが欲しいのであれば強い色・濃い色と薄い色を使い、色のコントラストをはっきりさせる、トレースをしっかり出して色と色が混ざり合いにくくする。型入れ前にかき混ぜすぎない。模様付きの石けんを作るとき、出来上がりの見栄えが一発でワンランク上になる二酸化チタンの白を加える、などとさまざまな工夫ができる。

…、でもあんまり納得のいくマーブル、できないんだとな~。私の場合。

この石けんは、グリーンクレイの量も少なめでもともと淡い色合いだし、ぼんやり大理石模様になることは予想できたので、いいんですけど。

「余ったもの(生地・コンフェなど)」で作る石けんって、なかなかうまくいきません~。

 

 

 

■グリーンクレイとコンフェッティの石けん
(380gバッジ、517ml)

【作成日 2018.8.12 解禁日 2018.9.9】

オリーブ油         152g(40%) 
 パーム油            14g(30%)
ココナツ油                           76g(20%)
グレープシード油                 19g(5%)
ヒマシ油                                  19g(5%)

苛性ソーダ 51g(鹸化率92%)
精製水    99g(水分26%)

オプション     グリーンクレイ
ラピスラズリパウダー
酸化鉄黄、二酸化チタン
ROE

香り   ティートリー、ラベンダー